SPECIAL 特集 アルミ溶接工程へロボット導入し、技術者不足を解消した事例! 2019.02.21 企業情報 業種:製缶板金業 従業員数:50人~100人 エリア:長野県 この事例におけるロボット化によるメリット □ 既存業務の自動化・省力化 □ 生産性の向上 □ 熟練業務の標準化 □ 納期の短縮 □ 熟練者をより高付加価値業務へ移行 □ 製品品質の向上 当社の課題 アルミニウム溶接加工は手作業で行っていましたが、作業者の技量に大きく影響を受けるため、熟練作業者が行っていました。 技術の伝承や仕事量の偏り等の課題がありました。 ロボットを導入した工程 今回は最新式のレーザー式溶接機を垂直多関節ロボットに持たせ、溶接棒を用いた肉盛溶接はロボットの稼働制御、振動制御では困難であるため、レーザー粉体肉盛加工を採用しました。これは、パウダー状のアルミニウムをレーザーにて溶かした溶融プールに局所的に照射し、肉盛り溶接を行うものです。 ロボット導入後の変化 導入後は労働生産性が2倍に向上し、品質も安定しました! また、熟練技術者不足を解消し、増産体制を確立しました! 事例内容 アルミニウム溶接加工は手作業で行なっていましたが、 作業者の技量に大きく影響を受けるため、熟練作業者が行っており、技術の伝承、仕事量の偏りがありました。 今回、最新式のレーザー式溶接機を垂直多関節ロボットに持たせ、複雑形状の溶接をできるようにしました。 ただし、溶接棒を用いた肉盛溶接はロボットの稼動制御、 振動制御では困難であるため、レーザーでの粉体肉盛加工を採用しました。 これは、パウダー上のアルミニウムをレーザーにて溶かした溶融プールに局所的に照射し、肉盛溶接を行なう方法です。 本システムの導入により、労働生産性が2倍に向上し、また品質も安定しました。 今後、熟練技術者不足を解消し増産体制を確立した後、 積極的に技術PRを展開することで、より多くの分野でのアルミニウム利用が行なわれるように努めていきます。 ※一般社団法人 日本ロボット工業会(JARA)「ロボット活用ナビ 」より 概要 本事例集は、全国の先進的な工場が取り組む「自動化・ロボット化」の事例をまとめたものとなります。 これから自動化・ロボット化に取組もうと考える皆さまに、 「町工場にロボット・IoTを導入する」ための具体的なノウハウを、 事例を通して知っていただくことを目的に作成しました。 以下のフォームボタンより、必要事項を入力し送信ください。 2〜3営業日以内に担当者より事例集を送付いたします。 事例集を申し込む 【ご確認ください】 こちらの事例集は、導入を検討している工場の担当者様限定となっております。 同業他社、メーカーや商社、SI事業者の方にはご送付をお断りする場合がございます。