SPECIAL 特集 NC工作機械(マシニングセンタ)の製品着脱工程でのロボット導入事例 2019.06.05 企業情報 業種:精密切削部品の加工 従業員数:70人 エリア:長野県 この事例におけるロボット化によるメリット □ 既存業務のロボットによる自動化・加工機の稼働率の上昇 □ ロボットでの少量多品種生産への対応 当社の課題 NC工作機械(マシニングセンタ)においてプログラム自動運転だが、多品種生産を行うに当たっては、段取替え作業と共にワークの着脱作業も人手で行うことが一般的です。 その為、マシニングセンタの稼働率は低く、3交代勤務で24時間生産しても、マシニングセンタの稼働率は55%の状況でした。 ロボットを導入した工程 NC工作機械(マシニングセンタ)の切削加工における、製品の着脱工程に協働ロボットを導入。 ポイント マシニングセンタ7台に対して5台の多関節ロボットを配置し、着脱工程のハンドリングを自動化しました。 多品種生産では、行員が作業をする関係上、ラインにいつでも人が接近できる自由度が重要でした。ロボットを導入するにあたり、リスクアセスメントを行った上で安全柵を設置しない協働ロボットを採用しました。 協働ロボットを導入した結果、マシニングセンタの稼働率は55%から77%に上昇し、6人で24時間管理していたラインは3人に省人化できました。「多品種」とは何品種で、「少ロット」とは年間何個なのか、製品ごとの生産状況を明らかにして層別化し、ロボット化対象を重点化・明確化したことが、成功ポイントでした。 ※一般社団法人 日本ロボット工業会(JARA)「ロボット導入実証事業:事例紹介ハンドブック2016 」より 概要 本事例集は、全国の先進的な工場が取り組む「自動化・ロボット化」の事例をまとめたものとなります。 これから自動化・ロボット化に取組もうと考える皆さまに、 「町工場にロボット・IoTを導入する」ための具体的なノウハウを、 事例を通して知っていただくことを目的に作成しました。 以下のフォームボタンより、必要事項を入力し送信ください。 2〜3営業日以内に担当者より事例集を送付いたします。 事例集を申し込む 【ご確認ください】 こちらの事例集は、導入を検討している工場の担当者様限定となっております。 同業他社、メーカーや商社、SI事業者の方にはご送付をお断りする場合がございます。