DX GLOSSARY DX用語集

デジタルやAI、ロボットに関する技術用語集

ものづくり補助金

※詳細については公募要領を確認してください。年度によって細かい内容が異なることがあります。

概要

「ものづくり補助金」とは、中小企業庁が実施する補助金制度で、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の略称になります。
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
原則、返済の必要もなく、採択件数も多いので、設備投資など行う際はこの補助金を活用するとよいでしょう。

補助額

補助上限

[一般型]
1,000万円
[グローバル展開型]
3,000万円

補助率

[通常枠]
中小企業1/2
小規模企業者・小規模事業者2/3

補助要件

➢以下の補助事業実施期間に、発注・納入・検収・支払等のすべての事業の手続きがこの期間内に完了する事業であること(原則、補助事業実施期間の延長はありません)。

  • 一般型:交付決定日から10ヶ月以内(ただし、採択発表日から12ヶ月後の日まで)。
  • グローバル展開型:交付決定日から12ヶ月以内(ただし、採択発表日から14ヶ月後の日まで)。

➢以下の要件をすべて満たす3~5年の事業計画を策定し、従業員に表明していること。

  • 事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加。
  • 事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にする。
  • 事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加。

補助対象経費

  • 機械装置
  • システム構築費
  • 技術導入費
  • 運送費
  • クラウドサービス利用費
  • 原材料費
  • 外注費など

申請

申請は、電子申請システムでの申請になります。電子申請システム操作マニュアルに従って入力情報を入力していきます。
申請の際は、GビズIDプライムアカウントの取得が必要となるので、ものづくり補助金の申請を検討している場合は、すぐにアカウントの利用登録をしましょう。

審査

ものづくり補助金は、技術面、事業の効果、国の政策と一致しているか、などを中心に審査されます。審査委員は、税理士や中小企業診断士を中心として、大学教授・大企業の役員などの知識人が国から外部委託を受け、審査を実施しています。

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