Azure
Azure(アジュール)とは
Azureは、マイクロソフト社が提供するクラウドのプラットフォームです。
(クラウドの説明はこちら)
Azureでは、2021年現在、100を超えるサービスが展開されています。コンピュート、ストレージ、ネットワークなどのインフラサービスをはじめ、キャッシュ、データウェアハウス、ビッグデータ、AI、IoT、アプリケーション関連などのプラットフォームサービス、セキュリティやID管理などのマネジメントサービス、ハイブリッドクラウドを支えるツール群など、多様なサービスが従量課金制(使用した分だけの課金)で提供されています。
Azureは最近もコロナ特需もあり、拡大し続けています。クラウド関連事業の売上高は36%増の195億ドルです。Azureの伸び率が5割を超えたほか、クラウド事業が売上高全体に占める比率は42%に達すほどに、マイクロソフト社も力をいれている事業と言えるでしょう。
『Microsoft、47%増益クラウド基盤「Azure」拡大続く』
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN27EC70X20C21A7000000/)
他にも競合のサービスとして、Amazon Web Service(AWS)やGoogle Cloud platform(GCP)があります。次にAzureのメリットについて解説致します。
Azure(アジュール)のメリット
- ●初期費用を使わずに導入可能
- Azureは、システムの導入に初期費用が発生せず、システム開発や運用に必要な環境をすぐに整えることができます。機能を使った分、料金が加算される従量制のサービスなため、導入や運用に余計な費用が発生しない点は、Azureのメリットと言えます。最初の1ヶ月間であれば無料で使用できるお試し版も使用できるため、機能や使い勝手を確かめたうえで導入の検討も可能です。
- ●同社のサービスとの連携や統合も容易
- マイクロソフト社は、OneDriveやMicrosoft 365といったAzure以外のクラウドサービスもリリースしています。すでに同社のクラウドサービスを利用していたとしても、Azureであればデータの連携及び統合したうえで使用可能です。初期費用の利点と併せ、システムの導入と移行の両方をスムーズな形で行えるのも、Azureのメリットとして挙げられます。
- ●システムを管理する手間が不要
- 自社でサーバーやシステムを管理する場合、機器のメンテナンスやデータのバックアップなどの手間が発生します。Azureであれば、リリース元であるマイクロソフト社が細かな設定や機器の保全などを行ってくれます。システムの管理にかかる手間を削減可能です。
Azure(アジュール)導入
Azureの導入に限らず、クラウド化の検討には、自社における問題点の把握が必須となります。問題点を把握したうえで、どのクラウドサービスを使うかの検討が必要となります。昨今では、時流適応を考え、クラウド化を検討する中小・中堅企業様が増えております。是非新たなDX化を検討している場合は、弊社にお問い合わせください。