データベース
あらゆるシステムにおいて、データを保存する場所「データベース」が存在します。普段は意識しないものではあるものの、データベースを意識したシステム活用・データ整理を行うことでデータドリブン経営への道がぐっと近づきます。
今回は、データベースの説明とデータベースを意識した活用方法について説明していきます。
- ~目次~
- 1.データベースとは
- 2.データベースのメリット
1.データベースとは
データベースとは、検索や集計、蓄積を容易に出来るように整理された情報の集まりを指します。一般的にはコンピュータやインターネット上に保持されたデータの集まりを意味しますが、棚などに置いてある品番ごと、顧客ごとに整理された物理的な資料もデータベースの一種です。
今回は一般的にはコンピュータやインターネット上に保持されたデータの集まりについて説明していきます。
2.データベースのメリット
データベースのメリットは、データ活用が可能である点が挙げられます。
整理されたデータの条件は以下の通りです。
- 1ファイル、1データごとの項目が統一されている。
- PDFファイルなどの画像データではなく、テキストデータとして保存する。
項目1は、日々の積み重ねによってできあがります。会社内でルールを統一して格納することが大切です。もしルール化を怠ってしまうと、データ活用システムを導入する際に、過去のすべてのデータを手作業でそろえなければならなくなってしまいます。データ整形に手間がかかるため、システム導入が遅れてしまい、ついには導入すら諦めてしまう・・・なんてこともあり得ます。
項目2は、システムを導入するにあたって、システムはデータを読み込みます。この時に画像データだと、文字検索ができないため、読み込むことができません。画像データのまま保存してしまうと、新たに文字起こしシステムを使用する必要が出てきてしまい、導入費用がかさんでしまいます。
手間をかけて取得したデータも、必要な形式に整理せずに単純にデータを蓄積するだけではデータベースと呼ぶことはできません。また、システムから見てもどの項目がどのデータを表しているのかが判断できないため、データ活用も出来ません。これでは、データを蓄積する意味がなくなってしまいます。
形式をフォーマット化、統一化して、蓄積されたデータを取り出しやすくすることがデータドリブン経営への一歩目となります。
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