補助金「グリーン(成長)枠」
DX化という時流の中でロボット導入を進める企業様も多いことかと思います。
ですが高額なロボットはそう簡単に導入できるものではございません。
そこで費用を抑えるために活用されるのが補助金になります。
今回はその補助金の中でも新しい「グリーン(成長)枠」という補助金をご紹介いたします。
- ~目次~
- 1.事業再構築補助金「グリーン成長枠」とは
- 2.ものづくり補助金「グリーン枠」とは
- 3.補助金との向き合い方
1.事業再構築補助金「グリーン成長枠」とは
事業再構築補助金「グリーン成長枠」とは令和4年の事業再構築補助金第6回公募より開始した新しい補助金で、近年叫ばれているSDGsへの取り組みを促進させる為の枠となります。
以下、概要となります。
【採択要件(簡易抜粋)】
付加価値額の年率平均5%以上アップさせること
グリーン枠14分野での取り組みかつその取り組みへの研究・技術開発もしくは人材育成を行うこと
事業計画を認定経営革新等支援機関と策定すること
【補助額】
中小企業:100万円~1億円(補助率:1/2)
中堅企業:100万円~1.5億円(補助率:1/3)
上記のように補助額も億を超え、事業再構築補助金最大となっております。
第6回公募では「グリーン成長枠」の申請が約500件であり、そのうち約200件が採択となりました。
2.ものづくり補助金「グリーン枠」とは
ものづくり補助金「グリーン枠」とは令和4年2月16日の10次締め切りより公募を開始した新しい補助金で、グリーン成長枠のようにSDGs促進の為の取り組みになります。
以下、概要となります。
【採択要件(簡易抜粋)】
CO2削減の為の取り組みであること
3~5年で下記のすべてを満たすこと
①付加値額を年率平均3%以上増加
②給与を年率平均1.5%以上増加
③事業場内最低賃金>地域別最低賃金+30円以上
④炭素生産性1%以上増
【補助額】
従業員数5名以下:1000万円以内
従業員数6~20名:1500万円以内
従業員数21名以上:2000万円以内
※補助率は一律2/3
その他のものづくり補助金では補助額が1000万円程度となりますのでグリーン枠がいかに補助額の大きいものであるかがお分かりいただけると思います。
3.補助金との向き合い方
どちらの補助金も補助額が高額なことから日本では優先的に推し進めようとしている政策であることがわかります。
ロボット導入の際にはぜひ一度ご検討いただくのも良いかもしれません。
船井総研では補助金申請のサポートも行っておりますので気になる方はぜひ一度ご相談ください。
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