ノンカスタマイズ
昨今の基幹システムやERP導入に際して、ノンカスタマイズ(パッケージ)で導入する方が良いのか、カスタマイズで現状の業務に即した形での導入の方が良いのか悩まれる経営者が多くいらっしゃいます。ノンカスタマイズの言葉の説明も込で今回はメリットと導入に際しての注意点を解説いたします。
- ~目次~
- 1.ノンカスタマイズとは
- 2.注目される背景
- 3.メリット
- 4.注意点
1.ノンカスタマイズとは
その名の通りカスタマイズ無し、もしくはカスタマイズを限りなく少なくした導入方法です。要するに標準的な業務に合わせてつくられたシステムを導入することです。
また、他のIT製品でも同じことが言えます。
2. 注目される背景
注目される背景としては大きく2点ございます。
①システムベンダー側としても大幅に工数が削除でき、導入も簡単であることから導入先会社とWIN-WINになっている点
②クラウド型のERPが昨今登場しており、相性が良い点
3.メリット
- 導入価格が安く済む
- 業務改善をパッケージ品に合わせることで改善の道標となる
- 導入まで早い
- カスタマイズを行いすぎると、カスタマイズの保守運用費用もかかってくる
4.注意点
業務改善を行うことでノンカスタマイズ導入することが可能になります。そのため同に有して終わりではなく、導入後してからどう現場とシステムのすり合わせを行うかがポイントとなります。その際事前に業務改善込の中長期的な計画を落とし込んだIT計画書を作成しておくとスムーズに導入から改善まで進むことと思います。
弊社では基幹システムに関してのコラムも記載しておりますので、ぜひご確認ください。
コラム⇒https://smart-factory.funaisoken.co.jp/210423-2/
以上