DXとは
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、ITの活用を通じてビジネスモデルや組織を変革することを言います。
経済産業省(以下、経産省)が発表した「DX推進ガイドラインVer.1.0(平成30年12月)」では次のように定義されています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
定義は広範囲に及びますが、広義には「デジタル化全般」を指すことが多く、狭義には「AIやIoT、RPAなどのより高度なIT化」を指すことが多くなっています。
DX(Digital Transformation)という言葉は、かつてIBMを中心に”e-transformation“という言葉が使われていたことがきっかけで生まれました。前述の通り、DXのスペルはDigital Transformationですが、その省略形がDTではなくDXである理由は、”X”で”Cross”を表す英語の慣例表現が関係しています。
この”Trans”という言葉は、ラテン語のtransを由来とし、「○○を超える」「○○を横切る」という意味を持ちます。この”Trans”の同義語に”Cross”という言葉がありますが、この”Cross”(交差する)を視覚的に表しているのが、アルファベットの”X”であり、このような表現は一般的になっています。このような理由で、trans=Xとして扱い、DX(Digital Transformation)と呼ばれています。
企業がDXを目指すことのメリットはこちらのコラムでご説明しております。ぜひご参照くだ さ い 。
「AIと デ ジ タ ル 化 の 波 は 避 け ら れ な い」https://smart-factory.funaisoken.co.jp/201005-2/
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