製造業こそ知っておくべき「デジタルツイン」の実態

1.デジタルツインとは何か

デジタルツインとは、現実社会の状況をサイバー空間に写し取ったデータ群と、そのデータ群から導き出した最適解を現実世界に戻すための仕組みのことです。
現実世界とそっくりな世界が仮想空間に生まれることからtwin(双子)という呼称になっています。また、昨今話題の「メタバース」もデジタルツインの一種です。
米Deloitte社の調査によると、デジタルツインの世界市場は実際に年率38%で成長しており、2023年には160億ドルに達すると予測されています。
例えば、2018 FIFAワールドカップロシア大会では、選手の動きをリアルタイムで取り込み、そこから最善の采配を導き出す試みが行われました。
取得したデータをもとにバーチャル空間で試合を再現することによって、リアルでの試合に反映することが可能となります。
また、シンガポールでは「バーチャル・シンガポール」という、都市そのものをデジタル化する取り組みが行われており、仮想空間で3Dモデルを構築し、それをベースにインフラや渋滞緩和などの検討がされ始めています。
この後紹介する「PLATEAU」はその日本版ということができ、デジタルツインが普及し始めていることが分かります。

2.デジタルツインの環境は誰もが利用できるように整備され始めている

国土交通省によって2020年度からスタートした「Project PLATEAU」は、日本全国の3D都市モデルを整備・活用・オープンデータ化するプロジェクトです。モデルをオープン化し、誰もが無料で使えるようにすることで、「Society 5.0」や「デジタルツイン」実現のためのデジタル・インフラとなる役割を果たすことが期待されています。
(参考)Project PLATEAU : https://www.mlit.go.jp/plateau/

また、米AWS(Amazon Web Service)は、実世界を仮想空間に再現するデジタルツインを構築し、それを使ったアプリケーションを開発/実行するためのクラウドサービス「AWS IoT TwinMaker」を展開しています。また、この「AWS IoT TwinMaker」は、2022 年 4 月 21 日(米国時間)、AWS Summit San Francisco で一般提供が開始されました。2022年6月上旬現在、AWS IoT TwinMaker自体の利用料金はかかりませんが、それに伴うアプリケーションが利用するAWSサービス料金は必要です。
(参考)AWS IoT TwinMaker :
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-twinmaker-is-now-generally-available/

3.さらに加速していくDX

デジタルツインを用いた機械学習などによる分析によって、実際に運用しているシステムの状況を把握したり、機器の異常を予見し保守作業を要望的に実施することが可能となります。
一見、単なる「シミュレーション」や「IoT」などの分野と同じような印象を受けますが、複数のソースからの既存データを使用してデジタルツインを構築し、あらゆる物理環境の仮想表現を作成し、その環境と実世界のデータを組み合わせることができる点が大きく異なります。
リアルタイム性が向上するため、想定シナリオよりも現実的なシミュレーションを行うことが可能となり、それに応じて連携したシステムを動かすことが可能となるのです。
つまり、デジタルツインの普及はIoTを前提とした仕組みであり、この普及はDX化が恐ろしいスピードで進んでいることを意味しています。

 
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