記事公開日:2025.01.09
最終更新日:2025.01.14
経常利益率は驚異の15%!高収益メーカーの生産管理DX事例とは?
1.経常利益率15%!生産管理DXの事例紹介
今回ご紹介するのは「株式会社メトロール様」です。
【株式会社メトロール様】
■ 所在地:東京都立川市
■ 従業員数:129名
■ 事業内容:工場の自動化に貢献する「高精度工業用センサ」の開発・製造・販売
■「精密位置決めスイッチ」で世界トップクラスのシェアを誇る
メトロール様では、現在のように世の中に
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が広まる前の時期から、
自社の生産性向上に関する取り組みに注力されていました。
また、会社の業績としても持続的な売上・利益アップを果たされており、
直近の経常利益率は驚異の15%を記録。
その中で、自社の生産性向上に関する取り組みとして、
特筆すべき成果を一部抜粋してお伝えすると・・・
①「紙や人の行き来」中心のアナログな生産管理から脱却し、システムを活用した生産管理へシフト!
短納期で対応できるスピーディーな業務処理を実現!
②自社製品の製造に必要な約 10,000 点にも及ぶ部品を、人の手を介さずに自動発注!
適正な在庫管理の実現&必要なときに必要な製品を供給する仕組みの構築に成功!
③規則性のあるルーティン業務や力仕事は積極的に省力化・クラウド化!
空いた時間で製品の付加価値アップに向けた時間を創出!
上記のような成果を出すことに成功されました。
従来は生産管理業務を中心に
「非効率的なアナログ業務」「属人化」「業務情報のバラバラ管理」が当たり前だった同社。
そんな同社が、なぜ、上記のような成果を出すことに成功できたのでしょうか?
2.高収益化のポイントは「生産性向上に向けた“善循環”の形成」にあり!
株式会社メトロールの松橋社長曰く、
ポイントは「生産性向上に向けた“善循環”の形成にあり!」とおっしゃっています。
概要としては、以下のStep1~4に整理されるとのことです。
【Step1】
デジタル化・自動化等を通じて、
付加価値の低い業務の効率化・省力化・標準化(&パート社員活用)を積極的に推進
↓
【Step2】
空いた時間で
製品の付加価値アップに向けた時間を創出
(人間にしかできない思考・対話の機会増)
↓
【Step3】
付加価値の高い製品の販売を通じた売上・利益アップ
↓
【Step4】
更なる生産性向上に向けた利益の再投資
(⇒Step1に戻る:デジタル化・自動化・・・)
というように、
上記の善循環を実現するために、
・付加価値を生まない時間の最小化
・付加価値を生む時間の最大化
に会社全体として取り組んだ点を
高収益化ならびに生産性向上のポイントとして挙げられおります。
「売上アップ⇒利益アップ⇒利益の再投資」
のサイクルを回すことで
見事に会社を成長させている点が印象的です。
上記Step1~4のうち、
取っ掛かりとなる「Step1」をいかに進めるかが肝となってきますが、
ここまでお読みいただいた読者の皆様の中には
「もう少し具体的に話を聞いてみたい・・・」
「本当にアナログ・非効率・属人化が当たり前の現場を変えることができるのだろうか・・・」
「ウチの会社でも実践できるかどうかを知りたい・・・」
「デジタル化・自動化に関する投資をしていきたいが、何から手を付ければいいか優先順位が定まらない・・・」
「投資金額・コスト面のことが気になって、思い切った投資ができずにここまで来ている・・・」
等のようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回、上記のようなお悩みにお応えするために、
株式会社メトロール 代表取締役社長の松橋卓司様を特別ゲストとしてお招きし、
「2025年2月19日(水)14:30~17:30」に
この日限りの特別セミナーを開催することになりました。
(※セミナー開催場所:船井総研グループ東京本社)
セミナー当日は、今回ご紹介した一連の取り組みの当事者である松橋様の特別講演に加えて、
松橋様との質疑応答・ディスカッションの時間も予定しています。
【株式会社メトロール 代表取締役社長 松橋様より】
メトロールは1976年の創業以来、機械・電気電子・空圧・無線通信といった測定の基礎技術と工作機械や産業用ロボットに関するノウハウをコア技術に、自社ブランドのオリジナリティの高い高精度センサを開発・製造・販売しています。
弊社がDXに取り組んできた最大の理由は、まだ世の中にない、付加価値があって競争力のある製品を開発するためです。DXは人を3K業務やルーティン業務から解放し、人の心に余裕を生むための手段。人は心に余裕がないと、創造的かつ付加価値の高い仕事はできないと考えています。弊社のDXに関する取り組みが、少しでも皆様の会社経営の一助となれば幸いです。
【このような方におすすめのセミナーです】
✓「従業員数10名以上」「一品一様」「多品種少量生産」の製造業
✓業務の基幹となるパッケージシステムを導入していない(もしくは、導入したシステムを十分に使いこなせていない)製造業
✓「Excelへの手入力作業」「紙帳票を使った業務」「二度手間・三度手間になっている業務」が多い製造業
✓「アナログ化・ブラックボックス化・属人化」している自社の生産管理業務を「自動化・見える化・脱属人化」していきたい製造業
✓「付加価値の低い定型業務」を減らし、「付加価値の高い非定型業務」の比率を高める方法を知りたい製造業
✓「アナログかつ属人的な生産管理」から「システムを活用した生産管理」へシフトし、生産性アップを実現した事例(当事者である経営者の体験談)を知りたい製造業
ご興味のある方は「今すぐ!」本セミナーへお申し込みください。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております!
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多品種少量生産製造業向け 生産管理・生産技術DXセミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/122443
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