記事公開日:2025.09.25
最終更新日:2025.09.25

「頑張りが報われない」はもう終わりに。社員が輝く、製造業のための評価・賃金制度改革

「毎年昇給はしているが、社員のモチベーションが上がっているように見えない」
「評価基準が曖昧で、『上司の好き嫌いで決まる』と不満の声が聞こえてくる」
「結局、頑張っている社員とそうでない社員の給与に大差がなく、優秀な人材ほど辞めていく…」

このようなお悩みは、多くの経営者様が抱える共通の課題ではないでしょうか。従業員のエンゲージメント(仕事への熱意や貢献意欲)が企業の生産性を大きく左右する現代において、「評価・賃金制度」は人材戦略の根幹をなす、極めて重要な経営ツールです。

多くの企業では、いまだに年功序列を基本としたり、あるいは逆に行き過ぎた成果主義を導入して社内がギスギスしてしまったりと、制度がうまく機能していないケースが散見されます。特に製造業においては、個人の売上のような明確な数字で測りにくい業務も多く、現場の実態にそぐわない評価制度が社員のやる気を削いでしまう原因になりがちです。

例えば、以下のようなことはありませんか?

  • 多能工化を目指しているのに、評価は個人の生産量だけで判断されている。
  • 品質改善や5S活動への貢献が、全く評価に反映されない。
  • 若手への技術指導に時間を割いている社員が、自身の業務時間が減ることで評価を下げられてしまう。

これでは、会社が目指す方向と、社員が評価される方向がバラバラになってしまいます。社員は「会社のために良かれと思ってやっても、評価されないなら意味がない」と感じ、徐々に指示されたことしかやらない「指示待ち族」になってしまうのです。

「会社の成長」と「社員の成長」のベクトルを一致させる仕組み

真に機能する評価・賃金制度とは、「会社の成長」と「社員の成長」のベクトルを一致させる仕組みです。それは、経営者が社員に「何を期待しているのか」というメッセージを明確に伝えるためのコミュニケーションツールでもあります。

職種や役職に応じた納得感のある評価指標を設け、その評価結果を一方的な通達で終わらせるのではなく、次なる成長へと繋げるためのフィードバック面談を行う。このサイクルを丁寧に回すことで、社員は自らの役割と期待を理解し、主体的に仕事に取り組むようになります。

従業員のモチベーション向上と企業の成長を両立させるための、具体的な制度設計ステップを解説!

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/133460

『製造業向け経営サミット2025』の第二講座では、まさにこの「評価・賃金制度」に焦点を当てます。従業員のモチベーション向上と企業の成長を両立させるための、具体的な制度設計ステップを、豊富な支援実績を持つコンサルタントが解説します。 職種別の評価指標の作り方から、部下のやる気を引き出す面談のコツまで、すぐに実践できるノウハウが満載です。

「社員がもっと活き活きと働ける会社にしたい」。そう願う経営者様にとって、必ずや大きなヒントが得られるはずです。企業の未来を担う社員たちの輝く瞳を取り戻すため、制度改革の一歩を踏み出しましょう。

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