記事公開日:2023.08.30
最終更新日:2023.08.30
補助金を活用した塗装ロボット活用事例
いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。
今回は、塗装ロボットの補助金活用事例というテーマで、補助金活用の一般的な流れと、補助金を活用した塗装ロボットの活用成功事例をお伝えします。
1.補助金活用の一般的な流れ
一般的な補助金活用の進め方は以下の通りです。
1.必要書類の用意
申請に必要な書類を用意する
2.事業計画書案を作成
補助金申請に必要な計画をまとめ、書類を作成する
3.認定確認書の入手
金融機関等から認定支援機関確認書を入手する
4.提出用書類の準備
上記2,3を含めた提出必須書類および加点用書類等の添付ファイルを準備する
5.申請する
申請システム上で必要事項を入力、必要書類を添付して申請する
6.正式な見積書を準備
申請から2~3か月後の採択発表後に正式な見積書を作成する
7.交付申請書を作成
交付申請書を作成する
8.交付申請
システム上で交付申請をする
9.申請事務局への対応
交付申請書に対する事務局からの指摘に対応する
10.交付決定・発注
交付決定後に発注可
11.証票整理
設備導入、支払いなどを実施し、証票を整理する
12.実績報告書を作成
13.実績報告書を提出
システム上にて実績報告書を提出
14.事務局への対応
実績報告書に対する事務局からの指摘に対応する
15.確定通知入手
上記のように補助金の申請には多くの手間がかかります。
ですが以前のコラムでもお伝えしている通り補助金の活用は場合によっては何千万円もの補助を獲得することができるため、中小製造業にとって大きな投資となるロボット活用を検討する際には無くてなならない存在です。
普段、忙しくしている経営者が上記のような書類を全て準備するのは困難ですので、適切な外部リソース(補助金コンサルタント)を利用して、補助金の採択率を高めるような進め方が良いでしょう。
では次に、実際の補助金を活用した塗装ロボットの事例を見ていきます。
2.AIはやる/やらないではなく、来るもの
①塗装熟練者の手吹き塗装技術をロボットで実現!
ティーチングが容易なベル塗装ロボットを活用。
熟練工レスでの塗装+自動化を実現。
専任の若手従業員の活躍の場を生み出すことに成功!ティーチングが容易なベル塗装機を導入することで塗装未経験者でもロボット操作が可能に!
②熟練技術者の塗装技術の再現性を高める塗装ロボット導入
高度な塗装技術を要するピアノブラック塗装に対応するロボットを導入し、競争力強化を行う4台のカメラとスプレーガンに取り付けられたセンサーで熟練技術者が実際に塗装を施したスプレーガンの移動情報、噴霧量などの様々な塗装条件を記録し、データ化を行いロボットに反映することができる。
これにより、最も膜厚差が少ない製品を塗装した時の塗装情報をデータ化し、ロボットで再現することができるようになった。
③塗装ロボット走行装置の導入による大型製品塗装の高品質化
塗装ロボット走行装置の導入により、大型製品塗装の塗装ラインを自動化熟練作業者の塗装プロセスを専用カメラでとらえて作業を再現する新たなロボット制御で塗装作業をロボットで簡易に自動化し、高生産性の実現と作業環境の改善を進めた。
補助金を活用し、熟練作業者の技能(動き)を再現できる「ティーチングアシスト塗装ロボットシステム」を導入。
これは複数の専用カメラでとらえた熟練作業者の塗装動作を自動的にデータ化し、塗装ロボットがまったく同じ塗装作業を自動で行うシステムである。
※参考:https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html
今回ご紹介した事例はほんの一部です。
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