記事公開日:2023.04.11
最終更新日:2023.04.11
「社長の時間を生み出す」ためのAI活用
いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。
1.社長の生産性アップに直結!見積もり工程のAI活用事例とは?
【AI導入企業様 サマリー】
・従業員数:約50名
・業種:建築用金属製品製造業
・2DCADデータを用いた見積もりAIシステムを導入
・社長自ら手掛けていた見積もり業務の「標準化・脱属人化・技術継承」を推進
今回ご紹介するAI導入企業様では、
見積もりAIシステムの導入を進めています。
この見積もりAIシステムは、
①新規の見積もり作成の際に、参考となる過去の図面データを探すのに時間がかかる
②参考となる過去の図面データを探す工程が特に属人化しており、熟練者しか対応できない
③熟練者が見積もり業務以外の仕事に時間を割くことが難しい
等の「見積もり業務」に関する
課題解決をサポートするためのシステムです。
こちらの企業様では見積もりAIシステムの導入を通じて、
①新規の見積もり作成の際に必要な「過去の参考図面データ」を探すスピードが速くなり、見積もり作成時間を大幅に短縮することができた
②属人的な見積もり作成ノウハウを標準化し、熟練者以外の社員でも見積もり業務に従事することができるようになった
③社長自ら従事していた見積もり業務の時間を浮かせ、空いた時間で社長が別の高付加価値業務へ取り組むことができるようになった
等の導入効果を得ることができました。
2.AI活用を通じて「社長の時間の使い方」を変えていく
AI活用の話題となると、
- 既存業務を「より楽に」できるようになる(=効率化)
- 既存業務を「より少ない人数で」できるようになる(=省人化)
という主旨の話が先行しがちですが、今回ご紹介した事例の「より本質的なポイント」は単なる「効率化・省人化」の実現だけでなく、AI導入を通じて浮かせることができた社長の時間を「より高付加価値な業務」へ投資することが可能となったつまり、「社長の時間の使い方改革」を実現できたという点が、「より本質的なポイント」となります。
AI活用を通じて「社長の時間の使い方」を変えていくことで、
- 経営方針の策定(会社の方向付け)
- 設備計画の構想
- その他の意思決定
等のような、「本当に社長にしかできない仕事」に社長が時間を使えるようになっていきます。
今回は見積もり業務を例にお伝えさせていただきましたが、読者の皆様の会社でも、「社長自ら従事している“属人化業務”」が存在していないでしょうか?
本コラムが読者の社長の皆様の「仕事における時間の使い方」について、現状を振り返るきっかけとなれば幸いです。
今回ご紹介した事例の詳細についてご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください。
積算・見積業務を効率化!AI活用で働き方改革
AIを活用し「積算・見積もりのドンブリ勘定」からの脱却を実現!
- 1、AI活用を通じた「積算・見積もり業務」の標準化・脱属人化・技術継承最新事例サマリー
- 2、積算・見積もりAIシステムのポイント①
- 3、積算・見積もりAIシステムのポイント②
- 4、積算・見積もりAIシステムのポイント③
https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_00702
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多品種少量生産板金加工業の為の見積もりAI!社長セミナー
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■開催内容
- 3D-CADデータを用いた高精度の類似検索!従業員数25名の工業用模型製造業におけるAI活用最新事例
- 2D-CAD図面とPDF図面を用いた見積もりAIシステムを導入!従業員数51名の板金加工業におけるAI活用最新事例
- AI活用戦略講座編 「板金加工業経営者が取り組むべきAI活用戦略」
■開催日程
全てオンライン開催となります
以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい
※内容は全て一緒です
- 2023/06/14 (水) 13:00~15:00
- 2023/06/16 (金) 13:00~15:00
- 2023/06/21 (水) 13:00~15:00
お申し込みはこちらから⇒
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