記事公開日:2022.01.07
最終更新日:2023.01.20

従業員6名の会社が協働ロボットを導入した事例をご紹介

今回のコラムでは、従業員6名の会社が協働ロボットを導入した事例をご紹介します。

A社は従業員数6名の部品加工業で旋盤、マシニングセンターによる樹脂部品の加工をされている企業です。
A社では一人一人が加工技術者であり一人一人がプログラム作成や新規品の立ち上げ等の高付加価値業務を担っています。ですので単純なワークセット作業はその高付加価値業務に費やす時間を減らしてしまい会社全体としての生産性低下の原因となっていました。
そこでA社では加工機へのワークセット作業に協働ロボットの導入を計画しました。

A社で導入を計画した協働ロボットは標準でカメラを搭載した3D位置補正機能付きの協働ロボットです。
この協働ロボットの特徴は標準でカメラを搭載しているため、通常の産業用ロボットとカメラを組み合わせたシステムで必要となる連携機能や調整作業が不要となります。
この調整作業はキャリブレーション作業と言われ、かなり専門性の高い作業となりメーカーやSIerの専門作業者に作業を依頼する必要があります。
標準でカメラを搭載した協働ロボットではこのキャリブレーション作業が不要となり、現場作業者でも容易に扱うことができるようになっています。
さらに、最新の協働ロボットはティーチングプログラム作成も簡易化されており、多少の教育を受けるだけで直感的かつ簡単にティーチングを行えるようになっています。
実際、A社でも1日のロボット操作教育を受けただけでカメラの画像認識と組み合わせたティーチングプログラムを現場作業者自らが作成できるようになりました。

従来の産業用ロボットはこのティーチングプログラム作成が自社で行えないため導入後のメンテナンスや品種追加が自社では困難でした。
ティーチング作業を自社で行えることでメンテナンスや品種追加を内製化することが可能です。
内製化することでイニシャルコストを削減できます。

従来の産業用ロボットと異なり、標準でカメラを搭載している協働ロボットを使うことで可能となるのは以下の2点です。
 

①ワーク認識が可能となるためワークピッキングの可能範囲が広がる
②3D位置補正が可能なため必要な時だけロボットを設置して使う「移動式協働ロボット」が可能となる

 
A社では上記の利点を活用して、多品種のワークピッキングと移動式による生産性向上を実現しました。
単純なワークセット作業を協働ロボットに代替えさせることにより、加工作業者の工数が空きプログラム作成や新規品の立ち上げに時間を使うことができるようになりました。
さらに、夜間や休日に協働ロボットが加工を行うように準備することで、常態化していた残業や休日出勤を削減することができました。

この協働ロボットを使えば、最短半年でロボット導入を成功させることが可能です。
具体的な方法はダウンロードレポートにてご紹介しております。
是非ご活用下さい。

 

■最短半年でロボット導入を成功させる方法
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目次

  1. ロボット導入が失敗する3つの理由
  2. 初めてのロボットはこれを使え!!
  3. 具体的活用事例

本レポートでは、ロボット導入が失敗する理由とその解決策、さらに、具体的な活用事例をご紹介しています。

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