記事公開日:2022.02.22
最終更新日:2023.01.20

製造業の見積もり業務にAIを活用した事例をご紹介

いつも当メルマガ・コラムをご愛読いただきありがとうございます。

今回は、多品種少量生産型の製造業におけるAIを活用した「積算・見積もりのドンブリ勘定」の脱却事例についてお伝えさせていただきます。

1.システム導入前の状態と主な課題

【最新事例サマリー】
AI活用を通じた「積算・見積もり業務」の標準化・脱属人化・技術継承

【事例企業様の概要】
■業種:金属製品製造業(多品種少量生産)
■従業員数:約40名(うち積算・見積もり担当者計4名)

【Before(システム導入前の状態と主な課題)】
一部のベテラン担当者1名とその他担当者3名(計4名)で積算・見積もり業務に従事。

新規の見積もり作成の参考情報として使用する「過去の図面データ」と「過去の積算データ」を探し出す作業が属人化しており、かつ多くの時間を取られていた。
また、「過去の図面データ」が個別の担当者ごとにバラバラに管理されており、会社として統一管理・データベース化できていない点も課題であった。
加えて、積算方法も担当者ごとに異なっていたため、担当者によって見積もり精度にもバラつき(ドンブリ勘定)が生じていた。

2.システム導入後の主な課題解決効果

【After(システム導入後の主な課題解決効果)】
見積もり算出の参考情報として使用する「過去の類似図面データ」を探し出す作業をAIシステムが代替。

AIシステムに「新規図面データ」と各種条件をインプットし検索すると、瞬時に「過去の類似図面データ」が検索結果として表示される。
併せて、「過去の類似積算データ」も引っ張ってくることが可能に。

イメージ図
見積業務の単なる効率化・標準化だけでなく、原価予測載制度アップ(見積の精度アップ)を実現

結果として、「従来かかっていた時間よりも短い時間で」かつ「より精度高く」見積もり作成することが可能となった。

また、一部のベテランに依存していた積算・見積もり業務を、知識・経験の浅い社員でも問題なく実践できるようになった。
―――

以上、多品種少量生産型の製造業におけるAIを活用した「積算・見積もりのドンブリ勘定」の脱却事例について、その一部をお伝えさせていただきました。

 
■AIを活用した類似案件検索システム導入事例レポート

▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼
AIを活用した類似案件検索システム導入事例レポート

今すぐダウンロードする

https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory__00595

目次

  1. 類似案件検索システムとは
  2. 類似案件検索システム導入後の効果

レポートの内容

  • AIを活用した類似案件検索システム導入事例
  • 過去のPDF図面を参照する類似案件検索システム導入事例をご紹介

 
■オンラインセミナー開催のお知らせ
メーカー経営者のためのAI活用戦略セミナー開催のお知らせ
取り組み事例に学ぶ!経営にAIを活⽤する具体的⽅法とは!!

▼セミナーお申し込みはこちら▼
メーカー経営者のためのAI活用戦略セミナー
https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/

本セミナーで学べるポイント

①”経営者目線”で知っておくべきメーカーで実践できる具体的なAI活用事例が学べる!
~AIに関心はあるが、具体的な行動が取れないメーカー経営者の為のセミナーです~
②営業部門にAIを導入することで営業スタッフ個々の経験や勘に依存した営業活動から脱却した事例が学べる!
~営業部門で具体的にAIをどう活用していくのかがハッキリ分かるセミナーです~
③製造・生産技術・生産管理部門にAIを導入して熟練技術・職人技術を標準化・継承できる事例が学べる!
~製造現場と生産技術・生産管理部門でどんなAIが活用できるのかが明確になるセミナーです~
④今後の受注、売上、生産、在庫等、経営が把握しておきたい指標の予測精度を高める事例が学べる!
~需要予測や受注予測等、AI活用して未来の数字を予測する手法を学べるセミナーです~
⑤自社の経営のどこにAIが活用できるかが分かり、具体的な行動計画が作れる!
~理論・理屈ではなく、現場で実践できる具体的な手法が分かります!~

お申し込みはこちらから⇒
このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。
https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/

 

無料経営相談の際はフォームよりお気軽にお問い合わせください。お電話でのお問い合わせは 0120-958-270へ(平日9時45分~17時30分)