ROBOT CONSULTING COLUMN 自動化・ロボットコンサルティングコラム

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工場にロボットを導入する際のポイント

2023.03.17

本コラムでは、中堅・中小製造業の企業におけるロボット導入のコツについて、導入際のポイントについて説明をさせていただきます。 1.工場にロボットを導入する際のポイント 工場にロボットを導入する際のポイントは次のとおりです: 1 需要分析: 導入するロボットの種類や数量、およびその仕事内容を明確にすることが重要です。 2 専門家の活用: ロボット導入に関連する技術的な問題に対処するため、専門家の支援が必要となります。 3 費用計画: 導入費用、保守費用、および利益を正確に評価することが重要です。 4 労働力調整: ロボットの導入に伴い、労働力の構成が変わる可能性があります。これに対応するために、労働力の調整が必要となります。 5 トレーニング: ロボットを適切に操作するために、作業者に対するトレーニングが必要となります。 6 適切な保守: ロボットは定期的にメンテナンスが必要となります。これに対応するために、適切な保守体制を整備することが重要です。 上記は一般的なポイントであり、具体的な状況に応じて異なる場合があります。導入に際しては、専門家の支援を得て、適切な方法を選択することが大切です。 2.需要の分析 導入するロボットの種類や数量、およびその仕事内容を明確にすることが重要です。 ロボットの種類は多岐にわたり、一般的には次のようなタイプがあります。 ①アームロボット: 様々なタスクを実行するために使用されます。加工、アセンブリ、搬送などのタスクに適しています。 ②セルロボット: 複数のロボットを組み合わせてタスクを実行するために使用されます。生産ラインなどで使用されます。 ③モノリシックロボット: 特定のタスクを実行するために特別に設計されたロボットです。加工、検査、搬送などのタスクに適しています。 ④コライダロボット: 動的な環境でのタスクに適したロボットです。物品の検出、トラッキング、把持などのタスクに使用されます。 ⑤スピードロボット: 高速かつ繰り返し可能なタスクを実行するために使用されます。生産ラインなどで使用されます。 工場に導入されるロボットは、次のような作業内容を行わせることができます: ①加工: 製品の加工や形状変換、溶接などを行います。 ②アセンブリ: 部品を組み合わせて製品を組み立てます。 ③搬送: 製品や部品を運搬します。 ④検査: 製品の質を検査します。 ⑤包装: 製品を包装します。 ⑥座標測定: 製品や部品の位置や大きさを測定します。 ⑦物品管理: 製品や部品を管理します。 ⑧修理: 製品や設備の修理を行います。 これらは一例であり、また上記は一般的なロボットタイプであり、具体的な用途やニーズに応じて、様々な種類のロボットがあります。また、具体的な作業内容は工場によって異なります。 3.専門家の活用 ロボット導入に関連する技術的な問題に対処するためには、次のような専門家が必要です ①ロボットエンジニア: ロボットシステムの設計、開発、保守などを担当します。 ②工学者: 加工技術や生産管理などの問題に対処します。 ③電気工学者: ロボットのコントロールシステムやセンサーなどの電気的な問題に対処します。 ④計算機科学者: ロボットのソフトウェアシステムなどの計算機的な問題に対処します。 ⑤プログラマー: ロボットのプログラミングやソフトウェアシステムの作成などを担当します。 ⑥安全エンジニア: ロボットを安全に使用するために必要な安全上の問題に対処します。 4.費用計画 工場へのロボット導入するための費用計画には次のような要素が含まれます: ①購入費: ロボットシステム、周辺機器、ソフトウェアなどを購入するための費用。 ②導入費: ロボットシステムの導入、設置、テスト、トレーニングなどを行うための費用。 ③保守費: ロボットシステムの保守、メンテナンス、アップグレードなどを行うための費用。 ④雇用費: ロボットシステムを操作・管理するスタッフを雇用するための費用。 ⑤電力費: ロボットシステムの運転に必要な電力費。 5.労働力調整 ロボットの導入に伴い、労働力の構成が変わる可能性があります。これに対応するために、労働力の調整が必要となります。 労働力の調整とは、ロボットの導入がもたらす労働市場への影響を受けた労働者たちをサポートする政策や措置を指します。以下が一部の例です。 ①教育・訓練支援:ロボット導入によって生じたスキル不足を補完するための教育や訓練支援。 ②再エミッション:ロボット導入によって失業した労働者を含めた再就職支援。 ③移行期間の給付:ロボット導入に伴い、労働者が新しい仕事に移行する期間の経済的支援。 ④社会保障制度の改善:失業保険や社会保障制度の改善により、労働者が安定的な生活を送ることができるよう支援する 6.トレーニング、適切な保守 ロボットを適切に操作するためのトレーニングは、作業者にロボットの使い方を学ぶことを目的とする教育・訓練のことを指します。以下が一部の例です。 ①ロボットの操作方法:ロボットのセットアップから操作までの手順を学ぶ。 ②ロボットの保守:ロボットのトラブルシューティングやメンテナンス方法を学ぶ。 ③制御ソフトウェアの操作:ロボットを制御するソフトウェアを使用するためのトレーニング。 ④セキュリティ対策:ロボットを操作する上でのセキュリティ上の注意点を学ぶ。 ロボットのメンテナンスと保守は、ロボットの正常な動作を維持するために定期的に行う作業のことを指します。以下が一部の例です。 ①クリーニング:ロボットの外観や部品を清掃すること。 ②油脂の交換:ロボットのモーターやジョイントに使用されている油脂を交換すること。 ③ソフトウェアのアップデート:ロボットの制御ソフトウェアを最新版にアップデートすること。 ④部品の交換:ロボットが正常に動作しなくなった部品を交換すること。   ■機械加工業の為の協働ロボット活用!社長セミナー 協働ロボット活用してロボドリル・NC旋盤・マシニングセンタの夜間稼働!休日稼働!無人稼働! 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/097973 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/05/11 (木) 13:00~15:00 2023/05/17 (水) 13:00~15:00 2023/05/18 (木) 13:00~15:00 ■講座内容 ゲスト講師講座「協働ロボット成功事例講座!ロボドリル工程の工数を年間1,200時間削減!」 社員数わずか8名の機械加工会社が協働ロボットの導入に成功し残業・休出を大幅に削減したゲスト事例講座! お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/097973   【無料ダウンロード】中小製造業 2024年ロボット活用時流予測レポート ~今後の業界動向・トレンドを予測~ ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/jy-robot_S045 ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! ■目次 1、中小製造業における課題とロボット活用の現状 2、2023年 中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! 3、2023年 中小製造業が実践すべき協働ロボット活用 4、具体的な取組み方 5、協働ロボット活用成功事例 ■レポートの内容 中小製造業のロボット活用のトレンドと成功事例この1冊にまとめました。特に「何から始めればよいのか」と、その「具体的な方法」を例を出して解説し、さらに成功事例を掲載することでロボット活用の具体的な取り組み方が分かる資料になっております。 ■このレポートを読むメリット 中小製造業における協働ロボット活用の具体的な進め方と成功事例が分かります。 具体的な進め方と成功事例から自社でのロボット活用が可能な工程のヒントが見つかります。 https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/jy-robot_S045 いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。 本コラムでは、中堅・中小製造業の企業におけるロボット導入のコツについて、導入際のポイントについて説明をさせていただきます。 1.工場にロボットを導入する際のポイント 工場にロボットを導入する際のポイントは次のとおりです: 1 需要分析: 導入するロボットの種類や数量、およびその仕事内容を明確にすることが重要です。 2 専門家の活用: ロボット導入に関連する技術的な問題に対処するため、専門家の支援が必要となります。 3 費用計画: 導入費用、保守費用、および利益を正確に評価することが重要です。 4 労働力調整: ロボットの導入に伴い、労働力の構成が変わる可能性があります。これに対応するために、労働力の調整が必要となります。 5 トレーニング: ロボットを適切に操作するために、作業者に対するトレーニングが必要となります。 6 適切な保守: ロボットは定期的にメンテナンスが必要となります。これに対応するために、適切な保守体制を整備することが重要です。 上記は一般的なポイントであり、具体的な状況に応じて異なる場合があります。導入に際しては、専門家の支援を得て、適切な方法を選択することが大切です。 2.需要の分析 導入するロボットの種類や数量、およびその仕事内容を明確にすることが重要です。 ロボットの種類は多岐にわたり、一般的には次のようなタイプがあります。 ①アームロボット: 様々なタスクを実行するために使用されます。加工、アセンブリ、搬送などのタスクに適しています。 ②セルロボット: 複数のロボットを組み合わせてタスクを実行するために使用されます。生産ラインなどで使用されます。 ③モノリシックロボット: 特定のタスクを実行するために特別に設計されたロボットです。加工、検査、搬送などのタスクに適しています。 ④コライダロボット: 動的な環境でのタスクに適したロボットです。物品の検出、トラッキング、把持などのタスクに使用されます。 ⑤スピードロボット: 高速かつ繰り返し可能なタスクを実行するために使用されます。生産ラインなどで使用されます。 工場に導入されるロボットは、次のような作業内容を行わせることができます: ①加工: 製品の加工や形状変換、溶接などを行います。 ②アセンブリ: 部品を組み合わせて製品を組み立てます。 ③搬送: 製品や部品を運搬します。 ④検査: 製品の質を検査します。 ⑤包装: 製品を包装します。 ⑥座標測定: 製品や部品の位置や大きさを測定します。 ⑦物品管理: 製品や部品を管理します。 ⑧修理: 製品や設備の修理を行います。 これらは一例であり、また上記は一般的なロボットタイプであり、具体的な用途やニーズに応じて、様々な種類のロボットがあります。また、具体的な作業内容は工場によって異なります。 3.専門家の活用 ロボット導入に関連する技術的な問題に対処するためには、次のような専門家が必要です ①ロボットエンジニア: ロボットシステムの設計、開発、保守などを担当します。 ②工学者: 加工技術や生産管理などの問題に対処します。 ③電気工学者: ロボットのコントロールシステムやセンサーなどの電気的な問題に対処します。 ④計算機科学者: ロボットのソフトウェアシステムなどの計算機的な問題に対処します。 ⑤プログラマー: ロボットのプログラミングやソフトウェアシステムの作成などを担当します。 ⑥安全エンジニア: ロボットを安全に使用するために必要な安全上の問題に対処します。 4.費用計画 工場へのロボット導入するための費用計画には次のような要素が含まれます: ①購入費: ロボットシステム、周辺機器、ソフトウェアなどを購入するための費用。 ②導入費: ロボットシステムの導入、設置、テスト、トレーニングなどを行うための費用。 ③保守費: ロボットシステムの保守、メンテナンス、アップグレードなどを行うための費用。 ④雇用費: ロボットシステムを操作・管理するスタッフを雇用するための費用。 ⑤電力費: ロボットシステムの運転に必要な電力費。 5.労働力調整 ロボットの導入に伴い、労働力の構成が変わる可能性があります。これに対応するために、労働力の調整が必要となります。 労働力の調整とは、ロボットの導入がもたらす労働市場への影響を受けた労働者たちをサポートする政策や措置を指します。以下が一部の例です。 ①教育・訓練支援:ロボット導入によって生じたスキル不足を補完するための教育や訓練支援。 ②再エミッション:ロボット導入によって失業した労働者を含めた再就職支援。 ③移行期間の給付:ロボット導入に伴い、労働者が新しい仕事に移行する期間の経済的支援。 ④社会保障制度の改善:失業保険や社会保障制度の改善により、労働者が安定的な生活を送ることができるよう支援する 6.トレーニング、適切な保守 ロボットを適切に操作するためのトレーニングは、作業者にロボットの使い方を学ぶことを目的とする教育・訓練のことを指します。以下が一部の例です。 ①ロボットの操作方法:ロボットのセットアップから操作までの手順を学ぶ。 ②ロボットの保守:ロボットのトラブルシューティングやメンテナンス方法を学ぶ。 ③制御ソフトウェアの操作:ロボットを制御するソフトウェアを使用するためのトレーニング。 ④セキュリティ対策:ロボットを操作する上でのセキュリティ上の注意点を学ぶ。 ロボットのメンテナンスと保守は、ロボットの正常な動作を維持するために定期的に行う作業のことを指します。以下が一部の例です。 ①クリーニング:ロボットの外観や部品を清掃すること。 ②油脂の交換:ロボットのモーターやジョイントに使用されている油脂を交換すること。 ③ソフトウェアのアップデート:ロボットの制御ソフトウェアを最新版にアップデートすること。 ④部品の交換:ロボットが正常に動作しなくなった部品を交換すること。   ■機械加工業の為の協働ロボット活用!社長セミナー 協働ロボット活用してロボドリル・NC旋盤・マシニングセンタの夜間稼働!休日稼働!無人稼働! 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事業再構築補助金2023年変更点と製造業の活用事例

2023.03.17

中小製造業において投資における補助金活用は経営に直結する重要な要素です。 事業再構築補助金が2023年度も継続することが決定しました。 事業再構築補助金の今年度の変更点と成功事例を中心に解説していきます。 1.事業再構築補助金とは 事業再構築補助金とは、新型コロナウイルス感染症の影響によって経営が困難になった中小企業等に対して、事業再構築のための支援を行うために、国が設けた補助金制度です。 具体的には、以下のような事業再構築に必要な取り組みにかかる費用が対象となります。 生産プロセスの変革や設備の改善 商品・サービスの開発・改良 ITシステムの改善・導入 新規事業の開発・展開 補助額は、事業者の経営状況や補助対象となる取り組み内容によって異なりますが、最大で1億円まで支給されることがあります。 2.2023年度の変更点 まず、大きな変更点として売上高減少要件が無くなりました。 成長枠(旧通常枠)では以前までは売上高減少要件があったため、業績が好調な企業は申請できませんでしたが今回の売上高減少要件の撤廃により、ほとんどの中小企業・中堅企業が申し込みできるようになりました。 売上高減少要件を満していない業績が好調な企業でも補助金を受け取れる可能性がグッと高まりました。 補助額と補助率は以下の通りです。 ■補助額 中小企業者等、中堅企業等ともに 【従業員数20人以下】100万円~2,000万円 【従業員数21~50人】100万円~4,000万円 【従業員数51~100人】100万円~6,000万円 【従業員数101人以上】100万円~7,000万円 ■補助率 中小企業者等 1/2 中堅企業等 1/3 成長枠(旧通常枠)の他にも様々な枠があります。 緊急対策枠 回復・再生応援枠 最低賃金枠 産業構造転換枠(新設) サプライチェーン強靱化枠(新設) グリーン成長枠(要件緩和) 自社に適合した枠を見極めて申請する必要があります。 ここまでお読み頂いた皆様はどのように感じるでしょうか? 「よく分からない、、」 「面倒、、」 「本当に補助金がもらえるの?」 ここからは実際に事業再構築補助金を活用して大きな投資をした2社の事例を ご紹介します。 3.事業再構築補助金を活用してロボットを導入した成功事例 ①茨城県D社 ■投資と補助額 ・投資金額 約5000万円 ・補助額 約3000万円 ■システムの概要 ・幅広い寸法 長さ200㎜~5000㎜ 径20A ~300A の様々な形状の配管TIG溶接をロボットによって自動化するロボットシステムを事業再構築補助金を活用して導入。 溶接職人による難しい配管溶接を最新技術を駆使してロボット化に成功した事例。 ②長野県C社 ■投資と補助額 ・投資金額 約8000万円 ・補助額 約4000万円 ■システムの概要 多品種のステンレス製板金製品のおける溶接と研磨をロボットで自動化。 水漏れが許されない高品質な溶接と、職人の研磨による外観品質をロボットで実現した事例。 4.事業再構築補助金を活用する方法 補助金の申請は非常に面倒です。 ■申請書類の作成 申請者は申請書類を作成します。申請書類には、事業再構築のための計画書や費用詳細書、財務諸表などが含まれます。 ■オンライン申請 申請書類を作成したら、オンラインで申請手続きを行います。申請者は、事業再構築補助金の公式サイトから「マイページ」にログインし、必要事項を入力して申請書類をアップロードします。もちろん事前のID登録が必要です。 ■審査 申請書類の提出後、専門家が審査を行います。審査内容は、申請書類に記載された計画書や財務諸表、補助対象となる取り組み内容の妥当性などが審査されます。 申請書類の書き方で審査結果(採択率)は大きく変わります。 大きくはこの3つの流れです。 まずはIDの登録です。 ここで躓くようでは補助金採択までの道のりは果てしなく遠いでしょう。 そして、申請書の作成です。 必要な書類は、 事業計画書 認定支援機関の確認書(3,000万円以上の場合は金融機関の確認書も必要) 売上高減少に関する書類 決算書 ミラサポplus「電子申請サポート」の事業財務情報(ローカルベンチマークともいう) 従業員数を示す書類 緊急事態宣言の影響を受けたことの宣誓(緊急事態宣言枠のみ) 緊急事態宣言による売上高減少に関する書類(緊急事態宣言枠のみ) 固定費が協力金を上回っていることを証明する書類(緊急事態宣言枠のみ) 加点に必要な書類 海外事業の準備状況を示す書類(卒業枠、グローバルV字回復枠のみ) 数ある補助金の中でもトップクラスに必要な書類が多いといえるでしょう。 事業計画書は、事業再構築のための具体的な計画をまとめた書類です。再構築の必要性、再構築の目的や方針、再構築後のビジョンや目標、取り組み内容やスケジュールなどが含まれます。 これらを一人で準備するのは忙しい経営者にとって非常に困難といえます。 補助金活用においても、専門のコンサルタントに依頼し採択率を高め、手間を減らすような取り組みが必要です。   ■関連するセミナーのご案内 【従業員200~1,500名製造業の基幹システム再構築戦略!】 受発注管理・仕入販売在庫管理・生産管理・原価管理・総務人事管理・会計管理、企業全体のシステムを再構築!経営者セミナー セミナー詳細・申込はこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/096707 ■このような方にオススメ 従業員200~1,500名の製造業の経営者様 製造現場では現在でも紙帳票に依存していて電子帳票化やデジタル化が遅れている経営者様 受発注・仕入販売在庫・生産管理・原価管理・総務人事・会計管理等のシステムがバラバラに動いている経営者様 既存の基幹システムが15年以上前の古いシステムで現在の経営状態に適合していない経営者様 特に、生産管理・工程管理・原価管理がDX化されていないと感じている経営者様 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/03/27 (月)13:00~15:00 2023/03/28 (火)13:00~15:00 2023/03/29 (水)13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/096707   【製造業】経営者向け!!工場の協働ロボット活用成功事例集 ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ 中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! 中小製造業が実践すべき協働ロボット活用のポイントと具体的な方法を解説! さらに、実際の中小製造業における協働ロボット活用成功事例をこの1冊にまとめました! https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/jy-core-system_S045 いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。 中小製造業において投資における補助金活用は経営に直結する重要な要素です。 事業再構築補助金が2023年度も継続することが決定しました。 事業再構築補助金の今年度の変更点と成功事例を中心に解説していきます。 1.事業再構築補助金とは 事業再構築補助金とは、新型コロナウイルス感染症の影響によって経営が困難になった中小企業等に対して、事業再構築のための支援を行うために、国が設けた補助金制度です。 具体的には、以下のような事業再構築に必要な取り組みにかかる費用が対象となります。 生産プロセスの変革や設備の改善 商品・サービスの開発・改良 ITシステムの改善・導入 新規事業の開発・展開 補助額は、事業者の経営状況や補助対象となる取り組み内容によって異なりますが、最大で1億円まで支給されることがあります。 2.2023年度の変更点 まず、大きな変更点として売上高減少要件が無くなりました。 成長枠(旧通常枠)では以前までは売上高減少要件があったため、業績が好調な企業は申請できませんでしたが今回の売上高減少要件の撤廃により、ほとんどの中小企業・中堅企業が申し込みできるようになりました。 売上高減少要件を満していない業績が好調な企業でも補助金を受け取れる可能性がグッと高まりました。 補助額と補助率は以下の通りです。 ■補助額 中小企業者等、中堅企業等ともに 【従業員数20人以下】100万円~2,000万円 【従業員数21~50人】100万円~4,000万円 【従業員数51~100人】100万円~6,000万円 【従業員数101人以上】100万円~7,000万円 ■補助率 中小企業者等 1/2 中堅企業等 1/3 成長枠(旧通常枠)の他にも様々な枠があります。 緊急対策枠 回復・再生応援枠 最低賃金枠 産業構造転換枠(新設) サプライチェーン強靱化枠(新設) グリーン成長枠(要件緩和) 自社に適合した枠を見極めて申請する必要があります。 ここまでお読み頂いた皆様はどのように感じるでしょうか? 「よく分からない、、」 「面倒、、」 「本当に補助金がもらえるの?」 ここからは実際に事業再構築補助金を活用して大きな投資をした2社の事例を ご紹介します。 3.事業再構築補助金を活用してロボットを導入した成功事例 ①茨城県D社 ■投資と補助額 ・投資金額 約5000万円 ・補助額 約3000万円 ■システムの概要 ・幅広い寸法 長さ200㎜~5000㎜ 径20A ~300A の様々な形状の配管TIG溶接をロボットによって自動化するロボットシステムを事業再構築補助金を活用して導入。 溶接職人による難しい配管溶接を最新技術を駆使してロボット化に成功した事例。 ②長野県C社 ■投資と補助額 ・投資金額 約8000万円 ・補助額 約4000万円 ■システムの概要 多品種のステンレス製板金製品のおける溶接と研磨をロボットで自動化。 水漏れが許されない高品質な溶接と、職人の研磨による外観品質をロボットで実現した事例。 4.事業再構築補助金を活用する方法 補助金の申請は非常に面倒です。 ■申請書類の作成 申請者は申請書類を作成します。申請書類には、事業再構築のための計画書や費用詳細書、財務諸表などが含まれます。 ■オンライン申請 申請書類を作成したら、オンラインで申請手続きを行います。申請者は、事業再構築補助金の公式サイトから「マイページ」にログインし、必要事項を入力して申請書類をアップロードします。もちろん事前のID登録が必要です。 ■審査 申請書類の提出後、専門家が審査を行います。審査内容は、申請書類に記載された計画書や財務諸表、補助対象となる取り組み内容の妥当性などが審査されます。 申請書類の書き方で審査結果(採択率)は大きく変わります。 大きくはこの3つの流れです。 まずはIDの登録です。 ここで躓くようでは補助金採択までの道のりは果てしなく遠いでしょう。 そして、申請書の作成です。 必要な書類は、 事業計画書 認定支援機関の確認書(3,000万円以上の場合は金融機関の確認書も必要) 売上高減少に関する書類 決算書 ミラサポplus「電子申請サポート」の事業財務情報(ローカルベンチマークともいう) 従業員数を示す書類 緊急事態宣言の影響を受けたことの宣誓(緊急事態宣言枠のみ) 緊急事態宣言による売上高減少に関する書類(緊急事態宣言枠のみ) 固定費が協力金を上回っていることを証明する書類(緊急事態宣言枠のみ) 加点に必要な書類 海外事業の準備状況を示す書類(卒業枠、グローバルV字回復枠のみ) 数ある補助金の中でもトップクラスに必要な書類が多いといえるでしょう。 事業計画書は、事業再構築のための具体的な計画をまとめた書類です。再構築の必要性、再構築の目的や方針、再構築後のビジョンや目標、取り組み内容やスケジュールなどが含まれます。 これらを一人で準備するのは忙しい経営者にとって非常に困難といえます。 補助金活用においても、専門のコンサルタントに依頼し採択率を高め、手間を減らすような取り組みが必要です。   ■関連するセミナーのご案内 【従業員200~1,500名製造業の基幹システム再構築戦略!】 受発注管理・仕入販売在庫管理・生産管理・原価管理・総務人事管理・会計管理、企業全体のシステムを再構築!経営者セミナー セミナー詳細・申込はこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/096707 ■このような方にオススメ 従業員200~1,500名の製造業の経営者様 製造現場では現在でも紙帳票に依存していて電子帳票化やデジタル化が遅れている経営者様 受発注・仕入販売在庫・生産管理・原価管理・総務人事・会計管理等のシステムがバラバラに動いている経営者様 既存の基幹システムが15年以上前の古いシステムで現在の経営状態に適合していない経営者様 特に、生産管理・工程管理・原価管理がDX化されていないと感じている経営者様 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/03/27 (月)13:00~15:00 2023/03/28 (火)13:00~15:00 2023/03/29 (水)13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/096707   【製造業】経営者向け!!工場の協働ロボット活用成功事例集 ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ 中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! 中小製造業が実践すべき協働ロボット活用のポイントと具体的な方法を解説! さらに、実際の中小製造業における協働ロボット活用成功事例をこの1冊にまとめました! https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/jy-core-system_S045

製造業のDX事例研究会4月開催のお知らせ

2023.03.17

2023年の経営計画・方針は、もう固まりましたでしょうか。 中には、1度決めたものの本当にこれでよいのかと悩まれている方や、今後も外部・内部環境ともに目まぐるしく変化することを想像し、的確に課題を解決していけるか不安を抱く方もいらっしゃるかと思います。 船井総研では、そのような悩み、不安、そして高い志を持つ経営者様同士が、共に学び・相談しあえる師と友となり、経営課題を解決し業績向上を目指す会員制勉強会を開催しています。 製造業の皆様には、「ものづくり経営研究会 スマートファクトリー経営部会」をおすすめいたします。 DX事例研究会【4月18日(火) WEB開催】 【日程】2023年4月18日(火) 【時間】13:00~16:00(※12:30より受付開始予定) (※約3時間で効率的に業界の最新情報・最新事例を収集していただくことができます) 【開催方式】LIVE配信型 パソコン1台でお好きな場所からご参加いただくことができます。 通信環境の整った静かな集中できる場所でご参加ください。 【第1講座】 4000万円の補助金を獲得して職人技術のTIG溶接と研磨をロボット化した成功事例講座 【講座の概要を一部先行公開!】 ◆超大型投資を補助金を最大限活用してコストを抑えたポイントを解説 ◆多品種対応のための「あえて」シンプルなシステムと治具構想とは ◆工数がかかる外観部分のバフ研磨をロボットで実現するための方法とは ◆社長から次世代へ、技術継承のカギとなる今後のロボット活用 【第2講座】 「従業員数30名台の機械メーカーが取り組む”攻めと守りの基幹システム”導入事例とは?」 【講座の概要を一部先行公開!】 基幹システム導入企業の代表取締役による特別講演! 幹システム導入のBefore/Afterを大公開! BI連携を通じて「各種数字の見える化」を実現! 基幹システムを活用した「アフターサービスの見える化」とは? 【第3講座】 ”2023年最新版” 補助金獲得分析データのご紹介&本日のまとめ講座 【講座の概要を一部先行公開!】 ◆2022年製造業界補助金獲得データ分析特集! ◆2023年製造業界の時流キーワード! ◆経営者として肝に銘じておきたいこと!   ■製造業におけるDX最新事例研究会 ▼研究会のお申し込みはこちら▼ https://lpsec.funaisoken.co.jp/study/smart-factory/047708/   製造業DX事例研究会の詳細はYouTubeからご覧いただけます https://youtu.be/ZAoxKaVOnwQ お申し込みはこちらから⇒ https://lpsec.funaisoken.co.jp/study/smart-factory/047708/   いつも当コラムをお読みいただきましてありがとうございます。 2023年の経営計画・方針は、もう固まりましたでしょうか。 中には、1度決めたものの本当にこれでよいのかと悩まれている方や、今後も外部・内部環境ともに目まぐるしく変化することを想像し、的確に課題を解決していけるか不安を抱く方もいらっしゃるかと思います。 船井総研では、そのような悩み、不安、そして高い志を持つ経営者様同士が、共に学び・相談しあえる師と友となり、経営課題を解決し業績向上を目指す会員制勉強会を開催しています。 製造業の皆様には、「ものづくり経営研究会 スマートファクトリー経営部会」をおすすめいたします。 DX事例研究会【4月18日(火) WEB開催】 【日程】2023年4月18日(火) 【時間】13:00~16:00(※12:30より受付開始予定) (※約3時間で効率的に業界の最新情報・最新事例を収集していただくことができます) 【開催方式】LIVE配信型 パソコン1台でお好きな場所からご参加いただくことができます。 通信環境の整った静かな集中できる場所でご参加ください。 【第1講座】 4000万円の補助金を獲得して職人技術のTIG溶接と研磨をロボット化した成功事例講座 【講座の概要を一部先行公開!】 ◆超大型投資を補助金を最大限活用してコストを抑えたポイントを解説 ◆多品種対応のための「あえて」シンプルなシステムと治具構想とは ◆工数がかかる外観部分のバフ研磨をロボットで実現するための方法とは ◆社長から次世代へ、技術継承のカギとなる今後のロボット活用 【第2講座】 「従業員数30名台の機械メーカーが取り組む”攻めと守りの基幹システム”導入事例とは?」 【講座の概要を一部先行公開!】 基幹システム導入企業の代表取締役による特別講演! 幹システム導入のBefore/Afterを大公開! BI連携を通じて「各種数字の見える化」を実現! 基幹システムを活用した「アフターサービスの見える化」とは? 【第3講座】 ”2023年最新版” 補助金獲得分析データのご紹介&本日のまとめ講座 【講座の概要を一部先行公開!】 ◆2022年製造業界補助金獲得データ分析特集! ◆2023年製造業界の時流キーワード! ◆経営者として肝に銘じておきたいこと!   ■製造業におけるDX最新事例研究会 ▼研究会のお申し込みはこちら▼ https://lpsec.funaisoken.co.jp/study/smart-factory/047708/   製造業DX事例研究会の詳細はYouTubeからご覧いただけます https://youtu.be/ZAoxKaVOnwQ お申し込みはこちらから⇒ https://lpsec.funaisoken.co.jp/study/smart-factory/047708/  

製造業のスマートファクトリー

2023.03.17

今回は生産技術職を経験した立場から、 ものづくり企業のスマートファクトリーの進め方を述べさせて頂きます。 インターネット等でスマートファクトリーと調べると、大手企業や先進企業の取り組みや事例が 紹介されていることが多いです。 展示会に行っても、最新情報に溢れ、何から始めればよいか分からない場合が多いです。 私が感じているのは、下記のような方がまだまだ多いのではないでしょうか。 そもそも、そこまでスマートファクトリーの必要性を感じていないし、どの様なメリット・デメリットが あるか分からない。 自社の現状を考えると、スマートファクトリー化の前にやるべき課題が山積みになっている。 例えば、 ①業務・工程改善に向けて各種データの収集は行っているが、データ収集の目的が明確になっていない。  目的が伝わっていると思っているのは経営者・経営層のみ。 ②データを集めてはみたが活用されていない。  データをどの様に活用すればよいか分からない。 ③属人化された工程が多く、多能工化を目指し始めたばかりである。 ④最近やっと3DCADを導入したばかり。 まずは、スマートファクトリーとは何か、どのようなメリット・デメリットがあるのか、どのような手順で進めるか を理解することが大切であると思います。 簡単ではございますが、説明をさせて頂きます。 1.スマートファクトリーとは ものづくり企業のスマートファクトリーに関しては、2017年に経済産業省から‘スマートファクトリーロードマップ(第4次産業革命に対応したものづくりの実現に向けて)’が発行されています。 スマートファクトリーの基となっているのは、2011年にドイツ政府が発表した‘インダストリー4.0’という概念です。 スマートファクトリーとは、AI(Artificial Intelligence)やIoT(Internet of Things)などのデジタル技術を活用し、生産性が高く効率的な工場のことです。 デジタル技術の活用により、高品質・高付加価値な製品を低コストかつ短期間で効率的に製造することが可能になると言われています。 人間・機械などの企業資源が互いに通信し、自動化・効率化を目指すことです。 2.スマートファクトリーのメリット ①工場の見える化や自動化  生産性の高い工程・低い工程を把握し改善を行う、人手作業を自動作業へ改善することができます。 ②収集したデータを活用し生産性向上、品質改善  ただデータを収集するのではなく、データを様々なことに活用することができます。 ③AIやIoTによる最適なオペレーションの実現とコスト削減  機械・設備・人の最適化が実現することで、様々なコスト削減にもつながります。 ④人手不足の解消  労働人口が減っているなかで、人手不足の解消にもつながります。 上記の通り、様々なメリットがあります。 しかし、スマートファクトリー化における課題があることも事実です。 ではスマートファクトリー化における課題とはどのようなことがあるでしょうか? 3.スマートファクトリーにおける課題 ①デジタル人材の確保、育成。  デジタル人材はどの業界でも不足しています。また人材育成には時間がかかります。 ②初期費用の確保  初期投資に莫大な費用がかかる場合がございます。 ③雇用機会の消失  メリットとにもデメリットにもなり得ます。  デジタル人材以外は雇用機会の消失につながる恐れがあります。 4.手順 ①自社の現状把握  自社の現状を直視し、現状をしっかりと把握する必要があります。 ②自社工程の中でも何を最も改善したいのか  数ある工程の中で、どこが一番の問題なのか、どの工程を改善したいのかを明確にします。 ③あるべき姿を明確に  自社のあるべき姿を明確にして、全社で意思統一をし同じ方向に進んでいく必要があります。 ④強い意志とリーダーシップの発揮  強い意志を持った方がリーダーとなり、リーダーシップを発揮して推進する必要があります。 5.まとめ 簡単ではありますが、スマートファクトリーに関して述べさせて頂きました。 色々と述べてきましたが、見える化の推進・業務改善・工程改善をデジタル技術を活用し進めることがスマートファクトリーです。 ただ注意しなければならないのは、ただ単にシステム導入や自動化を進めることに注力しすぎると、手段が目的となってしまい、上手く進まなくなってしまいます。 スマートファクトリーを実現するのは簡単なことではありません。 一気に進めるのではなく、改善したい工程を抽出し、少しずつ改善を進めていって下さい。 推進するためには、全社で同じ方向を向き、強い意志を持って進めていくことが大切であると思います。 具体的に詳細をお知りになりたい場合や導入支援が必要といった場合は、お気軽に弊社にご相談いただければ幸いです。 最後までお読み頂きましてありがとうございました。   無料ダウンロード!!【製造業】経営者向け!!工場の協働ロボット活用成功事例集 ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01539 スマートファクトリーの第一歩!! 中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! 中小製造業が実践すべき協働ロボット活用のポイントと具体的な方法を解説! さらに、実際の中小製造業における協働ロボット活用成功事例をこの1冊にまとめました! ■「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 協働ロボットを活用して生産性を向上させたいと思っている製造業の経営者様 協働ロボットを活用して人手を増やさずに売り上げをUPさせたいと思っている製造業の経営者様 協働ロボットを活用して熟練職人の技術を継承したいと思っている製造業の経営者様 協働ロボットを活用して人手不足を解消したいと思っている製造業の経営者様 https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01539   ■無料ダウンロード 多品種少量生産の塗装工程ロボット活用!社長セミナー 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/095685 ■このような方にオススメ 多品種少量生産で塗装工程を持つ金属・樹脂加工業の社長様 塗装工程の自動化・ロボット化・省力化を実現したいと思っている社長様 職人の手塗に依存していて塗装工程の属人化が課題と感じている社長様 塗装工程の職人不足を解決したいと感じている社長様 塗装工程に限らず、多くの工程で自動化・省人化・生産性UPしたい社長様 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/03/07 (火) 13:00~15:00 2023/03/09 (木) 13:00~15:00 2023/03/13 (月) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/095685 いつも当コラムをご愛読頂きましてありがとうございます。 今回は生産技術職を経験した立場から、 ものづくり企業のスマートファクトリーの進め方を述べさせて頂きます。 インターネット等でスマートファクトリーと調べると、大手企業や先進企業の取り組みや事例が 紹介されていることが多いです。 展示会に行っても、最新情報に溢れ、何から始めればよいか分からない場合が多いです。 私が感じているのは、下記のような方がまだまだ多いのではないでしょうか。 そもそも、そこまでスマートファクトリーの必要性を感じていないし、どの様なメリット・デメリットが あるか分からない。 自社の現状を考えると、スマートファクトリー化の前にやるべき課題が山積みになっている。 例えば、 ①業務・工程改善に向けて各種データの収集は行っているが、データ収集の目的が明確になっていない。  目的が伝わっていると思っているのは経営者・経営層のみ。 ②データを集めてはみたが活用されていない。  データをどの様に活用すればよいか分からない。 ③属人化された工程が多く、多能工化を目指し始めたばかりである。 ④最近やっと3DCADを導入したばかり。 まずは、スマートファクトリーとは何か、どのようなメリット・デメリットがあるのか、どのような手順で進めるか を理解することが大切であると思います。 簡単ではございますが、説明をさせて頂きます。 1.スマートファクトリーとは ものづくり企業のスマートファクトリーに関しては、2017年に経済産業省から‘スマートファクトリーロードマップ(第4次産業革命に対応したものづくりの実現に向けて)’が発行されています。 スマートファクトリーの基となっているのは、2011年にドイツ政府が発表した‘インダストリー4.0’という概念です。 スマートファクトリーとは、AI(Artificial Intelligence)やIoT(Internet of Things)などのデジタル技術を活用し、生産性が高く効率的な工場のことです。 デジタル技術の活用により、高品質・高付加価値な製品を低コストかつ短期間で効率的に製造することが可能になると言われています。 人間・機械などの企業資源が互いに通信し、自動化・効率化を目指すことです。 2.スマートファクトリーのメリット ①工場の見える化や自動化  生産性の高い工程・低い工程を把握し改善を行う、人手作業を自動作業へ改善することができます。 ②収集したデータを活用し生産性向上、品質改善  ただデータを収集するのではなく、データを様々なことに活用することができます。 ③AIやIoTによる最適なオペレーションの実現とコスト削減  機械・設備・人の最適化が実現することで、様々なコスト削減にもつながります。 ④人手不足の解消  労働人口が減っているなかで、人手不足の解消にもつながります。 上記の通り、様々なメリットがあります。 しかし、スマートファクトリー化における課題があることも事実です。 ではスマートファクトリー化における課題とはどのようなことがあるでしょうか? 3.スマートファクトリーにおける課題 ①デジタル人材の確保、育成。  デジタル人材はどの業界でも不足しています。また人材育成には時間がかかります。 ②初期費用の確保  初期投資に莫大な費用がかかる場合がございます。 ③雇用機会の消失  メリットとにもデメリットにもなり得ます。  デジタル人材以外は雇用機会の消失につながる恐れがあります。 4.手順 ①自社の現状把握  自社の現状を直視し、現状をしっかりと把握する必要があります。 ②自社工程の中でも何を最も改善したいのか  数ある工程の中で、どこが一番の問題なのか、どの工程を改善したいのかを明確にします。 ③あるべき姿を明確に  自社のあるべき姿を明確にして、全社で意思統一をし同じ方向に進んでいく必要があります。 ④強い意志とリーダーシップの発揮  強い意志を持った方がリーダーとなり、リーダーシップを発揮して推進する必要があります。 5.まとめ 簡単ではありますが、スマートファクトリーに関して述べさせて頂きました。 色々と述べてきましたが、見える化の推進・業務改善・工程改善をデジタル技術を活用し進めることがスマートファクトリーです。 ただ注意しなければならないのは、ただ単にシステム導入や自動化を進めることに注力しすぎると、手段が目的となってしまい、上手く進まなくなってしまいます。 スマートファクトリーを実現するのは簡単なことではありません。 一気に進めるのではなく、改善したい工程を抽出し、少しずつ改善を進めていって下さい。 推進するためには、全社で同じ方向を向き、強い意志を持って進めていくことが大切であると思います。 具体的に詳細をお知りになりたい場合や導入支援が必要といった場合は、お気軽に弊社にご相談いただければ幸いです。 最後までお読み頂きましてありがとうございました。   無料ダウンロード!!【製造業】経営者向け!!工場の協働ロボット活用成功事例集 ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01539 スマートファクトリーの第一歩!! 中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! 中小製造業が実践すべき協働ロボット活用のポイントと具体的な方法を解説! さらに、実際の中小製造業における協働ロボット活用成功事例をこの1冊にまとめました! ■「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 協働ロボットを活用して生産性を向上させたいと思っている製造業の経営者様 協働ロボットを活用して人手を増やさずに売り上げをUPさせたいと思っている製造業の経営者様 協働ロボットを活用して熟練職人の技術を継承したいと思っている製造業の経営者様 協働ロボットを活用して人手不足を解消したいと思っている製造業の経営者様 https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01539   ■無料ダウンロード 多品種少量生産の塗装工程ロボット活用!社長セミナー 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/095685 ■このような方にオススメ 多品種少量生産で塗装工程を持つ金属・樹脂加工業の社長様 塗装工程の自動化・ロボット化・省力化を実現したいと思っている社長様 職人の手塗に依存していて塗装工程の属人化が課題と感じている社長様 塗装工程の職人不足を解決したいと感じている社長様 塗装工程に限らず、多くの工程で自動化・省人化・生産性UPしたい社長様 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/03/07 (火) 13:00~15:00 2023/03/09 (木) 13:00~15:00 2023/03/13 (月) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/095685

製造業の人手不足を解消する協働ロボットとその活用方法

2022.12.21

今回は、製造業における人手不足の現状とその解決方法を事例に沿って解説します。 1.製造業における人手不足の現状 皆様の周りにおいても人手不足は深刻ではないでしょうか? 特に製造業における若手の確保は最重要課題となっています。 データでみると、2000年初期に400万人を超えていた製造業における34歳以下の 若手の従事者は、2019年には260万人程度まで落ち込んでいます。 これは、製造業の「高齢化」を進めていることになります。 現在、製造業における65歳以上の従事者が占める割合は10%近いと言われています。 このまま高齢化が進むと、単なる労働力の不足だけではなく、技術のそのものが 失われる危機に直面するでしょう。 では、どのようにして人手不足と技術継承の問題を解決できるでしょうか? 答えは簡単ですね、ロボット活用(DX)です。 ただし、通常の産業用ロボットは中小製造業、特に今まで自動化やロボット化の 経験が無い企業にとっては取り扱いのハードルが高いのが現状です。 そのハードルを乗り越える方法を今回はお伝えします。 2.中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! なぜ中小製造業は協働ロボットが主流になるのか? 日々、日本全国の中小製造業様に向けてロボット導入のコンサルティングをさせて頂いている筆者の体感ベースではありますが、中小企業において通常の産業用ロボットは ニーズが合わず協働ロボットを導入さぜるを得ない(=協働ロボットのニーズが爆増)するのでは?と感じています。 ではなぜ、従来のような産業用ロボットはニーズが合わないのか?なぜ協働ロボットなのか?を解説します。 ポイントは3つです。 ①多品種少量生産である ②ロボットの取り扱いが困難である ③スペース不足である 以上の3つの理由から、従来の産業用ロボットは多品種少量生産でロボットを取り扱う技術が無く、狭いスペースの中小製造業には不向きあると言えます。 逆に言えば、これら3つの課題を解決できるロボットが協働ロボットなのです。 3.まずは生産実績の分析から始めよう 「製品分析」のため、まずは過去3年分程度の生産実績データを集めましょう。集めたデータから、各製品にかかる工数を掛けて各製品の年間工数を算出します。 そうすることで、多品種少量生産の中でもどの製品に工数がかかっているか(=どの製品を対象にすべきか)が見えてきます。 仮に100品種を製造している場合でも、上記のように製品分析を行うと上位10品種程度で半数以上の工数を占めている場合が多くあります。 また、上位品種と同様の形状、同様の加工等、ロボット活用において共通するポイントがある場合は対象品種として含むべきでしょう。 4.現状の作業を分析して「人の作業」を「ロボットに代替」えさせよう 「作業分析」により、製品を製造する様々な工程の中で、どの作業をロボットに代替えすべきかを分析します。 一番簡単なシンプルな方法は、作業の動画を撮影しどの作業にどれくらいの時間をかけているかを割り出す方法です。 より多くの時間がかかっている作業をロボットに代替えさせることで投資対効果が大きくなります。 業種や工程によって、上記の方法がうまくハマらない場合もありますが、基本的には動画から作業を分析します。 また、機械加工のような1製品をいくつかの工程に分けて加工するような場合は、製品ごとにワーク姿勢や加工面を一覧にまとめて、ロボット化した際にどの程度人手を介さないで製品を完品の状態に持っていくべきかを分析するような手法もあります。 5.協働ロボット活用成功事例 ①従業員8名の企業が協働ロボットを導入し残業・休日出勤を大幅に削減した事例 従業員8名のS社では樹脂加工のロボドリルへのワーク供給にFANUCの 協働ロボットを導入しました。 未経験の若手でも簡単に扱える、ムダな周辺機器を省きシンプルな構造とすることで 低コストでの導入を実現、協働ロボット活用による夜間稼働で工数を大幅に削減しています。 ②熟練作業者のTIG溶接を協働ロボットで実現した事例 板金加工業のF社ではURの協働ロボットを導入しました。 熟練作業者頼みだったTIG溶接を協働ロボットに置き換えることで熟練度に左右されない 安定した品質で生産することに成功しています。 熟練作業を協働ロボットに置き換えることで熟練度に左右されない生産体制の構築が 可能となり、技術継承の問題も解決されています。 協働ロボットは簡単に扱うことが出来る分、難しいことは出来ません。 要は「使い方次第」です。 これはある程度の経験やノウハウが物を言います。 協働ロボットを活用して人手不足を解決したい、と考えている経営者の方は、 是非当社までお問い合わせください。 ■お問い合わせはこちらから https://lp.funaisoken.co.jp/mt/smart-factory/counsel.html   ■協働ロボット活用の事例解説セミナー開催のお知らせ ゲスト講師講座「機械加工業の協働ロボット活用成功事例講座」 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/094417 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/02/15 (水) 13:00~15:00 2023/02/20 (月) 13:00~15:00 2023/02/22 (水) 13:00~15:00 ■講座内容 社員数わずか8名の機械加工会社が協働ロボットの導入に成功し残業・休出を大幅に削減したゲスト事例講座! 移動式協働ロボットの導入に成功した実際の事例をゲスト講師が解説! 協働ロボットで夜間、休日稼働!月間100時間の工数を削減を目指す取り組みの事例を紹介!! 10品種以上・ロット数100~500の機械加工を協働ロボットを活用して夜間、休日の無人稼働を実施!! 多品種少量生産を可能とする加工機へのワークセット協働ロボット活用事例! お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/094417   製造業経営者限定!工場のロボット活用事例 ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068 ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる! レポートの内容 DX化を検討する中堅・中小製造業経営者必見 !! DX化を検討する社長! 本当に基幹システムを導入・刷新すれば会社が良くなりますか?? 根本原因を把握して業務改革!! IT化計画書の作り方 https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   [sc name="cobot"][/sc] いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。 今回は、製造業における人手不足の現状とその解決方法を事例に沿って解説します。 1.製造業における人手不足の現状 皆様の周りにおいても人手不足は深刻ではないでしょうか? 特に製造業における若手の確保は最重要課題となっています。 データでみると、2000年初期に400万人を超えていた製造業における34歳以下の 若手の従事者は、2019年には260万人程度まで落ち込んでいます。 これは、製造業の「高齢化」を進めていることになります。 現在、製造業における65歳以上の従事者が占める割合は10%近いと言われています。 このまま高齢化が進むと、単なる労働力の不足だけではなく、技術のそのものが 失われる危機に直面するでしょう。 では、どのようにして人手不足と技術継承の問題を解決できるでしょうか? 答えは簡単ですね、ロボット活用(DX)です。 ただし、通常の産業用ロボットは中小製造業、特に今まで自動化やロボット化の 経験が無い企業にとっては取り扱いのハードルが高いのが現状です。 そのハードルを乗り越える方法を今回はお伝えします。 2.中小製造業のロボット活用は協働ロボットが主流になる! なぜ中小製造業は協働ロボットが主流になるのか? 日々、日本全国の中小製造業様に向けてロボット導入のコンサルティングをさせて頂いている筆者の体感ベースではありますが、中小企業において通常の産業用ロボットは ニーズが合わず協働ロボットを導入さぜるを得ない(=協働ロボットのニーズが爆増)するのでは?と感じています。 ではなぜ、従来のような産業用ロボットはニーズが合わないのか?なぜ協働ロボットなのか?を解説します。 ポイントは3つです。 ①多品種少量生産である ②ロボットの取り扱いが困難である ③スペース不足である 以上の3つの理由から、従来の産業用ロボットは多品種少量生産でロボットを取り扱う技術が無く、狭いスペースの中小製造業には不向きあると言えます。 逆に言えば、これら3つの課題を解決できるロボットが協働ロボットなのです。 3.まずは生産実績の分析から始めよう 「製品分析」のため、まずは過去3年分程度の生産実績データを集めましょう。集めたデータから、各製品にかかる工数を掛けて各製品の年間工数を算出します。 そうすることで、多品種少量生産の中でもどの製品に工数がかかっているか(=どの製品を対象にすべきか)が見えてきます。 仮に100品種を製造している場合でも、上記のように製品分析を行うと上位10品種程度で半数以上の工数を占めている場合が多くあります。 また、上位品種と同様の形状、同様の加工等、ロボット活用において共通するポイントがある場合は対象品種として含むべきでしょう。 4.現状の作業を分析して「人の作業」を「ロボットに代替」えさせよう 「作業分析」により、製品を製造する様々な工程の中で、どの作業をロボットに代替えすべきかを分析します。 一番簡単なシンプルな方法は、作業の動画を撮影しどの作業にどれくらいの時間をかけているかを割り出す方法です。 より多くの時間がかかっている作業をロボットに代替えさせることで投資対効果が大きくなります。 業種や工程によって、上記の方法がうまくハマらない場合もありますが、基本的には動画から作業を分析します。 また、機械加工のような1製品をいくつかの工程に分けて加工するような場合は、製品ごとにワーク姿勢や加工面を一覧にまとめて、ロボット化した際にどの程度人手を介さないで製品を完品の状態に持っていくべきかを分析するような手法もあります。 5.協働ロボット活用成功事例 ①従業員8名の企業が協働ロボットを導入し残業・休日出勤を大幅に削減した事例 従業員8名のS社では樹脂加工のロボドリルへのワーク供給にFANUCの 協働ロボットを導入しました。 未経験の若手でも簡単に扱える、ムダな周辺機器を省きシンプルな構造とすることで 低コストでの導入を実現、協働ロボット活用による夜間稼働で工数を大幅に削減しています。 ②熟練作業者のTIG溶接を協働ロボットで実現した事例 板金加工業のF社ではURの協働ロボットを導入しました。 熟練作業者頼みだったTIG溶接を協働ロボットに置き換えることで熟練度に左右されない 安定した品質で生産することに成功しています。 熟練作業を協働ロボットに置き換えることで熟練度に左右されない生産体制の構築が 可能となり、技術継承の問題も解決されています。 協働ロボットは簡単に扱うことが出来る分、難しいことは出来ません。 要は「使い方次第」です。 これはある程度の経験やノウハウが物を言います。 協働ロボットを活用して人手不足を解決したい、と考えている経営者の方は、 是非当社までお問い合わせください。 ■お問い合わせはこちらから https://lp.funaisoken.co.jp/mt/smart-factory/counsel.html   ■協働ロボット活用の事例解説セミナー開催のお知らせ ゲスト講師講座「機械加工業の協働ロボット活用成功事例講座」 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/094417 ■開催日程 全てオンライン開催となります 以下の日程よりご都合の良い日程をお選び下さい ※内容は全て一緒です 2023/02/15 (水) 13:00~15:00 2023/02/20 (月) 13:00~15:00 2023/02/22 (水) 13:00~15:00 ■講座内容 社員数わずか8名の機械加工会社が協働ロボットの導入に成功し残業・休出を大幅に削減したゲスト事例講座! 移動式協働ロボットの導入に成功した実際の事例をゲスト講師が解説! 協働ロボットで夜間、休日稼働!月間100時間の工数を削減を目指す取り組みの事例を紹介!! 10品種以上・ロット数100~500の機械加工を協働ロボットを活用して夜間、休日の無人稼働を実施!! 多品種少量生産を可能とする加工機へのワークセット協働ロボット活用事例! お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/094417   製造業経営者限定!工場のロボット活用事例 ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068 ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる! レポートの内容 DX化を検討する中堅・中小製造業経営者必見 !! DX化を検討する社長! 本当に基幹システムを導入・刷新すれば会社が良くなりますか?? 根本原因を把握して業務改革!! IT化計画書の作り方 https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   [sc name="cobot"][/sc]
協働ロボットの特徴と活用事例、注目メーカーを解説

協働ロボットの価格はいくら?低コストで導入する手法とは!

2022.10.28

▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ 1.協働ロボットの価格 1-1.協働ロボット本体の価格 協働ロボット本体の価格は、その可搬重量にもよりますが、約300~500万円が一般的です。 中古で購入すれば、同じモノを150~200万円程度で手に入れることも可能です。 しかし、近年ではさらに低コストの協働ロボットも登場しています。 例えば、igusが提供する協働ロボットは100万円台、Fair Innovationが提供する協働ロボットは50万円台です。 (引用:https://www.igus.co.jp/Press/17169/rebel) (引用:https://smart-factory.funaisoken.co.jp/231212/) ここ数年で、協働ロボットは低コスト化が進んでいると考えられます。 1-2.協働ロボット本体以外の価格 残念ながら、協働ロボットの本体だけでは、自動化を行うことはできません。 実現したい自動化機能に合わせて、カメラ、ロボット架台、ロボットハンド、各種センサー、ワークストッカー、搬送装置などの機器が必要となります。 ロボット本体以外の価格は、実現したい自動化機能によって大幅に変動します。 例えば、ワークの投入と取り出しを自動化するための協働ロボットを検討しているとします。 協働ロボット本体に加えて架台、ハンドを購入し、SIerにシステムインテグレーションを外注するとすれば、トータル費用は1529万円かかります。 (協働ロボット本体:500万円 ロボットハンド:27万円 架台:2万円 システムインテグレーション費用:1000万円 としたときの費用合計) お金をかけようと思えばいくらでも良いロボット環境を作ることができますが、費用対効果を考慮し、必要かつ十分な仕様を検討することが非常に重要です。 ロボットを導入する際には、導入後にかかるコストも考慮する必要があります。 一般的に、協働ロボット導入時、導入後にかかるコスト費目は以下のように大まかに分類されます。 ロボット本体やメンテナンス、人材育成にはどうしても費用をかける必要がありますが、カメラ、架台などの任意費用については、要件次第で削減することが可能です。 また、メンテナンスや作業者への研修などを無料で提供しているメーカーもある様です。 2.低コストで協働ロボットを導入するには? 先述の通り、近年協働ロボットは低コスト化が進んでいます。 そこからさらに低コストで協働ロボットを導入するには、どのような手法を用いればよいのでしょうか? ポイントは2点あります。 SIerなしで協働ロボット導入を行うこと シンプルな機器構成にすること 詳しく見ていきます。 2-1.SIerなしで協働ロボット導入を行うこと SIerなしで協働ロボットを導入・運用できるか。これが協働ロボット活用成功の分かれ目と言えます。 SIerなしで協働ロボットが運用できれば、ロボットで製造したい品種を追加する際、低コスト且つ素早く品種追加を行うことができ、導入効果の向上を見込むことができます。 反対に、自社内で協働ロボットの運用ができない場合、品種追加の際にいちいちSIerを呼ぶことになり、その度にムダなコストや時間が発生してしまい、減価償却に時間がかかってしまいます。 協働ロボットの特徴は、その“ティーチングのしやすさ“にあります。 未経験の現場作業者でも直感的にティーチングを行うことができることが強みです。 また、近年では、AIを使った、自動でティーチングを行うソフトなども登場しています。 協働ロボット導入の際は、ダイレクトティーチングやAIの強みを生かしながら”自社内製化を行うこと“を強くオススメします。 2-2.シンプルな機器構成にすること 次のポイントは、シンプルな機器構成にすることです。 協働ロボットには、様々なオプションをつけることができます。 当たり前ですが、様々なオプションはつければつけた分だけ費用がかさみ、減価償却に時間がかかります。 必要十分な機器構成にすることで、少ない費用で導入効果を最大化させることができます。 では、どうすれば自社に最適な、シンプルな機器構成を実現できるのでしょうか? それは、「製品・作業分析」です。 この分析なくして、特に多品種少量生産の製造業における費用対効果の最大化は難しいです。 製品・作業分析を行う必要がある理由は、自動化効果の大きい作業・製品を絞るためです。 品種の多い工場でロボットによる自動化をしようとしても、一度にたくさんの製品群を自動化することは不可能です。 より短期的に自動化の効果を出すには、自動化効果の大きい作業、製品を絞り、順々にロボットによる自動化を進めていく必要があります。 そのため、船井総研ではお客様にロボット導入を行う際は必ず「製品・作業分析」を行っています。 続きは下記のダウンロード資料で解説します。 具体的な分析手法が気になる方はクリック! 3.まとめ 本記事では、協働ロボットの価格と、その価格をより低くする方法について解説致しました。 情報収集の一助になれば幸いです。 船井総研では、中堅・中小製造業向けに、コンサルティングを行っております。 ロボット導入に限らず、AI・ERP導入支援も行っております。 お困りの際は、無料オンライン相談会をご活用ください。 ■お問い合わせはこちらから(協働ロボット活用の無料相談希望と記載下さい) https://lp.funaisoken.co.jp/mt/smart-factory/counsel.html ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ [sc name="cobot"][/sc] ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。 1.協働ロボットの価格 1-1.協働ロボット本体の価格 協働ロボット本体の価格は、その可搬重量にもよりますが、約300~500万円が一般的です。 中古で購入すれば、同じモノを150~200万円程度で手に入れることも可能です。 しかし、近年ではさらに低コストの協働ロボットも登場しています。 例えば、igusが提供する協働ロボットは100万円台、Fair Innovationが提供する協働ロボットは50万円台です。 (引用:https://www.igus.co.jp/Press/17169/rebel) (引用:https://smart-factory.funaisoken.co.jp/231212/) ここ数年で、協働ロボットは低コスト化が進んでいると考えられます。 1-2.協働ロボット本体以外の価格 残念ながら、協働ロボットの本体だけでは、自動化を行うことはできません。 実現したい自動化機能に合わせて、カメラ、ロボット架台、ロボットハンド、各種センサー、ワークストッカー、搬送装置などの機器が必要となります。 ロボット本体以外の価格は、実現したい自動化機能によって大幅に変動します。 例えば、ワークの投入と取り出しを自動化するための協働ロボットを検討しているとします。 協働ロボット本体に加えて架台、ハンドを購入し、SIerにシステムインテグレーションを外注するとすれば、トータル費用は1529万円かかります。 (協働ロボット本体:500万円 ロボットハンド:27万円 架台:2万円 システムインテグレーション費用:1000万円 としたときの費用合計) お金をかけようと思えばいくらでも良いロボット環境を作ることができますが、費用対効果を考慮し、必要かつ十分な仕様を検討することが非常に重要です。 ロボットを導入する際には、導入後にかかるコストも考慮する必要があります。 一般的に、協働ロボット導入時、導入後にかかるコスト費目は以下のように大まかに分類されます。 ロボット本体やメンテナンス、人材育成にはどうしても費用をかける必要がありますが、カメラ、架台などの任意費用については、要件次第で削減することが可能です。 また、メンテナンスや作業者への研修などを無料で提供しているメーカーもある様です。 2.低コストで協働ロボットを導入するには? 先述の通り、近年協働ロボットは低コスト化が進んでいます。 そこからさらに低コストで協働ロボットを導入するには、どのような手法を用いればよいのでしょうか? ポイントは2点あります。 SIerなしで協働ロボット導入を行うこと シンプルな機器構成にすること 詳しく見ていきます。 2-1.SIerなしで協働ロボット導入を行うこと SIerなしで協働ロボットを導入・運用できるか。これが協働ロボット活用成功の分かれ目と言えます。 SIerなしで協働ロボットが運用できれば、ロボットで製造したい品種を追加する際、低コスト且つ素早く品種追加を行うことができ、導入効果の向上を見込むことができます。 反対に、自社内で協働ロボットの運用ができない場合、品種追加の際にいちいちSIerを呼ぶことになり、その度にムダなコストや時間が発生してしまい、減価償却に時間がかかってしまいます。 協働ロボットの特徴は、その“ティーチングのしやすさ“にあります。 未経験の現場作業者でも直感的にティーチングを行うことができることが強みです。 また、近年では、AIを使った、自動でティーチングを行うソフトなども登場しています。 協働ロボット導入の際は、ダイレクトティーチングやAIの強みを生かしながら”自社内製化を行うこと“を強くオススメします。 2-2.シンプルな機器構成にすること 次のポイントは、シンプルな機器構成にすることです。 協働ロボットには、様々なオプションをつけることができます。 当たり前ですが、様々なオプションはつければつけた分だけ費用がかさみ、減価償却に時間がかかります。 必要十分な機器構成にすることで、少ない費用で導入効果を最大化させることができます。 では、どうすれば自社に最適な、シンプルな機器構成を実現できるのでしょうか? それは、「製品・作業分析」です。 この分析なくして、特に多品種少量生産の製造業における費用対効果の最大化は難しいです。 製品・作業分析を行う必要がある理由は、自動化効果の大きい作業・製品を絞るためです。 品種の多い工場でロボットによる自動化をしようとしても、一度にたくさんの製品群を自動化することは不可能です。 より短期的に自動化の効果を出すには、自動化効果の大きい作業、製品を絞り、順々にロボットによる自動化を進めていく必要があります。 そのため、船井総研ではお客様にロボット導入を行う際は必ず「製品・作業分析」を行っています。 続きは下記のダウンロード資料で解説します。 具体的な分析手法が気になる方はクリック! 3.まとめ 本記事では、協働ロボットの価格と、その価格をより低くする方法について解説致しました。 情報収集の一助になれば幸いです。 船井総研では、中堅・中小製造業向けに、コンサルティングを行っております。 ロボット導入に限らず、AI・ERP導入支援も行っております。 お困りの際は、無料オンライン相談会をご活用ください。 ■お問い合わせはこちらから(協働ロボット活用の無料相談希望と記載下さい) https://lp.funaisoken.co.jp/mt/smart-factory/counsel.html ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ [sc name="cobot"][/sc]

ロボットティーチングの最新技術

2022.10.20

1.ロボット活用の現状 近年、人手不足や技術革新などが要因となって産業用ロボットが注目を集めています。国や地自体からはものづくり補助金や事業再構築補助金など多くの補助金が公表されており、最近ロボットを導入された企業も多いのではないでしょうか? ただ、ロボットを導入することが目的になってしまい、導入したのはいいもののうまく活用できずロボットが埃をかぶってしまっていることが多いのが実情です。 今回はロボットをより簡単かつ効果的に活用できる最新技術のご紹介をします。 2.稼働状況を見える化する稼働監視システム 上述のようにロボットを導入したはいいが、思っていたほど稼動が上がらないというような状況をよく耳にします。その要因は様々ですが、その一つが「そもそもロボットが稼動状況を把握できていない」です。 ロボットの稼働を上げようにも、そもそも現状の稼働状況を把握できていなければ、目標や計画を立てることも対策を検討することもできません。そのためロボットの稼働を上げるための第一ステップとして稼動状況を把握することが必要不可欠になります。そこで力を発揮するのが稼働監視システムです。 ロボットなどの生産設備に、稼働監視ツールを取り付けることで、稼働状況をリアルタイムで見える化することができるシステムです。稼働状況が数値化・グラフ化されるため、過去の稼働実績も視覚的にわかりやすく確認ができます。 過去の稼働実績データが蓄積されていくため、過去の稼働状況を見てボトルネックの特定をすることで改善策の検討を行い、生産効率の改善に役立てることが可能です。 次に、より最新の技術であるオフラインティーチングやモーションキャプチャティーチング・VRティーチングについて解説します。 3.オフラインティーチング 本来ペンダントと呼ばれるリモコンの様なモノで、手動によるロボットの移動とポイント登録を繰り返して加工動作一連のプログラムを作成していきますが、オフラインティーチングソフトは3D-CADデータを基にPC上でロボットプログラムの作成が可能となります。様々なシュミレーションを安全な環境で生産現場のロボットを停止せずに行う事が出来ます。高機能型のソフトウェアでは加工開始点と終了点を指定するだけで、自動で加工パスを生成してくれるソフトもあります。 4.モーションキャプチャティーチング・VRティーチング "先ほどご紹介したオフラインティーチングについては様々な会社より色々なタイプのソフトが販売されているため、耳にしたことがある方は多いかと思いますが最近ではティーチングの工数削減・簡略化の為のツールとしてオフラインティーチング以外にもモーションキャプチャやVR技術を活用した製品も出ていきています。 各社システムの構成に多少の違いはありますが、基本的には作業者がハンドツールをもって、ワークに対して普段の作業通り(塗装や溶接など)にツールを動かすことで、その作業をロボットに教え込むことができます。ティーチングに関する知識や経験がなくても直感的にロボットの位置や姿勢をティーチングすることが可能です。 一点注意点としては、ティーチング工数の削減にはつながりますが、ポジショナー等と連動した動作には対応できていません。そのため、ポジショナー等の外部軸があるロボットシステムを利用している場合はまだまだオフラインティーチングソフトの方が汎用性もあり有用です。しかし、使用用途によってモーションキャプチャやVRを活用した製品が力を発揮する場面もありますので、ティーチングの簡略化を検討されている企業様はオフラインティーチングソフトと合わせて検討されてはいかがでしょうか。   製造業経営者限定!工場のロボット活用事例レポート! ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 「多品種少量生産の化粧塗装・下塗り塗装ロボット活用!」 社長セミナー 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091279 ■このような方にオススメ 樹脂塗装を手塗りされている企業の社長様 多品種少量生産している樹脂・金属加工業の社長様 塗装ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ロボットで塗装が出来るのか不安視されている社長様 塗装職人の不足や品質の安定に課題を持たれている社長様 ■開催日程 全てオンライン開催となります 2022/11/08 (火) 13:00~15:00 2022/11/10 (木) 13:00~15:00 2022/11/16 (水) 13:00~15:00 2022/11/24 (木) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091279 1.ロボット活用の現状 近年、人手不足や技術革新などが要因となって産業用ロボットが注目を集めています。国や地自体からはものづくり補助金や事業再構築補助金など多くの補助金が公表されており、最近ロボットを導入された企業も多いのではないでしょうか? ただ、ロボットを導入することが目的になってしまい、導入したのはいいもののうまく活用できずロボットが埃をかぶってしまっていることが多いのが実情です。 今回はロボットをより簡単かつ効果的に活用できる最新技術のご紹介をします。 2.稼働状況を見える化する稼働監視システム 上述のようにロボットを導入したはいいが、思っていたほど稼動が上がらないというような状況をよく耳にします。その要因は様々ですが、その一つが「そもそもロボットが稼動状況を把握できていない」です。 ロボットの稼働を上げようにも、そもそも現状の稼働状況を把握できていなければ、目標や計画を立てることも対策を検討することもできません。そのためロボットの稼働を上げるための第一ステップとして稼動状況を把握することが必要不可欠になります。そこで力を発揮するのが稼働監視システムです。 ロボットなどの生産設備に、稼働監視ツールを取り付けることで、稼働状況をリアルタイムで見える化することができるシステムです。稼働状況が数値化・グラフ化されるため、過去の稼働実績も視覚的にわかりやすく確認ができます。 過去の稼働実績データが蓄積されていくため、過去の稼働状況を見てボトルネックの特定をすることで改善策の検討を行い、生産効率の改善に役立てることが可能です。 次に、より最新の技術であるオフラインティーチングやモーションキャプチャティーチング・VRティーチングについて解説します。 3.オフラインティーチング 本来ペンダントと呼ばれるリモコンの様なモノで、手動によるロボットの移動とポイント登録を繰り返して加工動作一連のプログラムを作成していきますが、オフラインティーチングソフトは3D-CADデータを基にPC上でロボットプログラムの作成が可能となります。様々なシュミレーションを安全な環境で生産現場のロボットを停止せずに行う事が出来ます。高機能型のソフトウェアでは加工開始点と終了点を指定するだけで、自動で加工パスを生成してくれるソフトもあります。 4.モーションキャプチャティーチング・VRティーチング "先ほどご紹介したオフラインティーチングについては様々な会社より色々なタイプのソフトが販売されているため、耳にしたことがある方は多いかと思いますが最近ではティーチングの工数削減・簡略化の為のツールとしてオフラインティーチング以外にもモーションキャプチャやVR技術を活用した製品も出ていきています。 各社システムの構成に多少の違いはありますが、基本的には作業者がハンドツールをもって、ワークに対して普段の作業通り(塗装や溶接など)にツールを動かすことで、その作業をロボットに教え込むことができます。ティーチングに関する知識や経験がなくても直感的にロボットの位置や姿勢をティーチングすることが可能です。 一点注意点としては、ティーチング工数の削減にはつながりますが、ポジショナー等と連動した動作には対応できていません。そのため、ポジショナー等の外部軸があるロボットシステムを利用している場合はまだまだオフラインティーチングソフトの方が汎用性もあり有用です。しかし、使用用途によってモーションキャプチャやVRを活用した製品が力を発揮する場面もありますので、ティーチングの簡略化を検討されている企業様はオフラインティーチングソフトと合わせて検討されてはいかがでしょうか。   製造業経営者限定!工場のロボット活用事例レポート! ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 「多品種少量生産の化粧塗装・下塗り塗装ロボット活用!」 社長セミナー 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091279 ■このような方にオススメ 樹脂塗装を手塗りされている企業の社長様 多品種少量生産している樹脂・金属加工業の社長様 塗装ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ロボットで塗装が出来るのか不安視されている社長様 塗装職人の不足や品質の安定に課題を持たれている社長様 ■開催日程 全てオンライン開催となります 2022/11/08 (火) 13:00~15:00 2022/11/10 (木) 13:00~15:00 2022/11/16 (水) 13:00~15:00 2022/11/24 (木) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091279

製造業・工場におけるロボット活用成功事例を4つご紹介致します。

2022.09.12

今回のコラムでは製造業・工場におけるロボット活用成功事例を4つご紹介致します。 1.職人技術である溶接工程とグラインダー工程へのロボット活用を成功させた事例 ■事例企業の概要 所在地:大阪府 業種:板金加工業 従業員数:100名 ■ロボット活用事例の概要 溶接工程及びグラインダーによる研磨工程にロボットを導入 ■導入前の課題と導入後の効果 ロボット導入前は溶接職人による溶接とグラインダー研磨を行っており、職人に依存した生産体制となっていた。 さらに、職人それぞれが共通の品質基準を持っていないため職人によって品質にバラつきがあり過剰品質となっている場合もあり、ムダな工数が発生していた。 ロボット導入後は職人に依存した溶接とグラインダー研磨をロボットが行うことで工数が削減された。 品質面でも、ロボットが溶接と研磨を行うことで一定の品質で製品を製造することが可能となった。 ■成功のポイント 今回のロボットシステムでは溶接においては本溶接のみをロボット溶接の対象とすることでロボット導入の難易度を下げることに成功した。 人による仮溶接とロボットによる本溶接を組み合わせることで、ロボット周辺機器のコストを削減した。 上記を実施するための現状の作業分析が成功のポイントである。 作業分析からロボットに行わせる作業を絞り込むことが重要となる。 2.従業員10名の会社が10台の溶接ロボットを活用している事例 ■事例企業の概要 所在地:北海道 業種:板金加工業 従業員数:10名 ■ロボット活用事例の概要 溶接ロボットを10台導入 ■導入前の課題と導入後の効果 土地柄もあり溶接工の確保が大きな課題となっていた。 また、若手を採用しても客先に出荷できるレベルの良品を一人で生産できるようになるには5年~10年ほどかかるため溶接工の不足は深刻であった。 順次ロボットを導入し、社員に求める能力を溶接技術からロボット制御技術へと展開していった。 治具の共通化やオフラインティーチングの活用により多品種少量生産にも対応できるロボットシステムを導入。 溶接技術の足りない若手でも、ロボット制御技術を覚えることで、従来であれば良品を生産するのに5年以上かかったいた製品も、わずか1,2年で生産できるようになり人手不足が解消された。 品質はいうまでもなく向上した。 ■成功のポイント 治具の共通化やオフラインティーチングソフトの活用による多品種対応。 社員に求める能力を溶接技術からロボット制御技術へシフトし、社員全員がロボットを操作できる会社を作り上げたこと。 3.従業員10名の企業が協働ロボットを導入、多品種少量金属加工の生産性を向上した事例 ■事例企業の概要 所在地:神奈川県 業種:機械加工業 従業員数:10名 ■ロボット活用事例の概要 マシニングセンターのワーク脱着に協働ロボットを導入 ■導入前の課題と導入後の効果 ワーク脱着という単純作業に熟練職人の工数が取られてしまい、新規品の加工プログラム作成やその他改善などの職人技術が必要な仕事にかける工数が取れない状態になっていた。 多品種少量生産対応のためのワーク脱着協働ロボットを導入。 ロボットの対象製品以外を加工する際にロボットが邪魔にならないように簡単にどかせるようなロボットシステムとした。 単純作業をロボットに代替えすることで熟練職人の工数が空き、より高付加価値業務へ取り組むことが可能となった。 ■成功のポイント 必要な時にだけ使える、簡単にどかせるロボットを構想したこと。 カラクリ機構や様々なアイディアを活用して導入コストも抑えている。 4.単調で危険なプレス工程へのワーク投入作業に協働ロボットを活用した成功事例 ■事例企業の概要 所在地:愛知県 業種:プレス加工業 従業員数:50名 ■ロボット活用事例の概要 プレス機へのワーク供給に協働ロボットを導入 ■導入前の課題と導入後の効果 危険で単調な作業であるプレス機へのワーク供給が従業員への負担となっていた。 カメラ付きの協働ロボットを導入することでプレス機へのワーク供給に成功。 狭いスペースでも協働ロボットを活用することで安全柵が不要となり、ムダなレイアウト変更等は行わずにロボットを導入することができた。 ■成功のポイント 製造工程の中でどの工程がネックになっているか、どの工程が収益を圧迫しているか、をデータ(数字)を取って見える化し、そのネック工程をロボット化したことで単純な工数削減だけではなく、製品の儲けに直結するロボット導入としたことが成功のポイントである。   製造業経営者限定!工場のロボット活用事例レポート! ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068 ■「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! ■目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 ■レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! ■このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■関連セミナー開催のお知らせ 食品・飲料品メーカーのロボット活用!社長セミナー 自動化・ロボット活用で製造現場の人手不足対策! https://www.funaisoken.co.jp/seminar/089309   このような方にオススメ 多品種小ロット生産で労働集約型なので生産性をもっと上げたいと思っている”食品・飲料品メーカー経営者” 生産現場の人手不足が常態化して、採用しようにもなかなか難しいと悩んでいる”食品・飲料品メーカー経営者” 生産現場が属人化していてベテラン社員の依存度が高いと感じている”食品・飲料品メーカー経営者” 生産技術を特定の熟練者に依存していてブラックボックス化していると感じている”食品・飲料品メーカー経営者” 自動化・ロボット化&IoT化&現場改善をもっと推進したいと考えている”食品・飲料品メーカー経営者” ■開催日程 (全てオンライン開催:PCがあればどこでも受講可能!) 下記いずれかの日程よりご都合の良い日をお選び下さい 2022/10/18 (火) 13:00~15:00 2022/10/19 (水) 13:00~15:00 2022/10/25 (火) 13:00~15:00 2022/10/27 (木) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/089309   いつも当コラムをご愛読いただきありがとうございます。 今回のコラムでは製造業・工場におけるロボット活用成功事例を4つご紹介致します。 1.職人技術である溶接工程とグラインダー工程へのロボット活用を成功させた事例 ■事例企業の概要 所在地:大阪府 業種:板金加工業 従業員数:100名 ■ロボット活用事例の概要 溶接工程及びグラインダーによる研磨工程にロボットを導入 ■導入前の課題と導入後の効果 ロボット導入前は溶接職人による溶接とグラインダー研磨を行っており、職人に依存した生産体制となっていた。 さらに、職人それぞれが共通の品質基準を持っていないため職人によって品質にバラつきがあり過剰品質となっている場合もあり、ムダな工数が発生していた。 ロボット導入後は職人に依存した溶接とグラインダー研磨をロボットが行うことで工数が削減された。 品質面でも、ロボットが溶接と研磨を行うことで一定の品質で製品を製造することが可能となった。 ■成功のポイント 今回のロボットシステムでは溶接においては本溶接のみをロボット溶接の対象とすることでロボット導入の難易度を下げることに成功した。 人による仮溶接とロボットによる本溶接を組み合わせることで、ロボット周辺機器のコストを削減した。 上記を実施するための現状の作業分析が成功のポイントである。 作業分析からロボットに行わせる作業を絞り込むことが重要となる。 2.従業員10名の会社が10台の溶接ロボットを活用している事例 ■事例企業の概要 所在地:北海道 業種:板金加工業 従業員数:10名 ■ロボット活用事例の概要 溶接ロボットを10台導入 ■導入前の課題と導入後の効果 土地柄もあり溶接工の確保が大きな課題となっていた。 また、若手を採用しても客先に出荷できるレベルの良品を一人で生産できるようになるには5年~10年ほどかかるため溶接工の不足は深刻であった。 順次ロボットを導入し、社員に求める能力を溶接技術からロボット制御技術へと展開していった。 治具の共通化やオフラインティーチングの活用により多品種少量生産にも対応できるロボットシステムを導入。 溶接技術の足りない若手でも、ロボット制御技術を覚えることで、従来であれば良品を生産するのに5年以上かかったいた製品も、わずか1,2年で生産できるようになり人手不足が解消された。 品質はいうまでもなく向上した。 ■成功のポイント 治具の共通化やオフラインティーチングソフトの活用による多品種対応。 社員に求める能力を溶接技術からロボット制御技術へシフトし、社員全員がロボットを操作できる会社を作り上げたこと。 3.従業員10名の企業が協働ロボットを導入、多品種少量金属加工の生産性を向上した事例 ■事例企業の概要 所在地:神奈川県 業種:機械加工業 従業員数:10名 ■ロボット活用事例の概要 マシニングセンターのワーク脱着に協働ロボットを導入 ■導入前の課題と導入後の効果 ワーク脱着という単純作業に熟練職人の工数が取られてしまい、新規品の加工プログラム作成やその他改善などの職人技術が必要な仕事にかける工数が取れない状態になっていた。 多品種少量生産対応のためのワーク脱着協働ロボットを導入。 ロボットの対象製品以外を加工する際にロボットが邪魔にならないように簡単にどかせるようなロボットシステムとした。 単純作業をロボットに代替えすることで熟練職人の工数が空き、より高付加価値業務へ取り組むことが可能となった。 ■成功のポイント 必要な時にだけ使える、簡単にどかせるロボットを構想したこと。 カラクリ機構や様々なアイディアを活用して導入コストも抑えている。 4.単調で危険なプレス工程へのワーク投入作業に協働ロボットを活用した成功事例 ■事例企業の概要 所在地:愛知県 業種:プレス加工業 従業員数:50名 ■ロボット活用事例の概要 プレス機へのワーク供給に協働ロボットを導入 ■導入前の課題と導入後の効果 危険で単調な作業であるプレス機へのワーク供給が従業員への負担となっていた。 カメラ付きの協働ロボットを導入することでプレス機へのワーク供給に成功。 狭いスペースでも協働ロボットを活用することで安全柵が不要となり、ムダなレイアウト変更等は行わずにロボットを導入することができた。 ■成功のポイント 製造工程の中でどの工程がネックになっているか、どの工程が収益を圧迫しているか、をデータ(数字)を取って見える化し、そのネック工程をロボット化したことで単純な工数削減だけではなく、製品の儲けに直結するロボット導入としたことが成功のポイントである。   製造業経営者限定!工場のロボット活用事例レポート! ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068 ■「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! ■目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 ■レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! ■このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■関連セミナー開催のお知らせ 食品・飲料品メーカーのロボット活用!社長セミナー 自動化・ロボット活用で製造現場の人手不足対策! https://www.funaisoken.co.jp/seminar/089309   このような方にオススメ 多品種小ロット生産で労働集約型なので生産性をもっと上げたいと思っている”食品・飲料品メーカー経営者” 生産現場の人手不足が常態化して、採用しようにもなかなか難しいと悩んでいる”食品・飲料品メーカー経営者” 生産現場が属人化していてベテラン社員の依存度が高いと感じている”食品・飲料品メーカー経営者” 生産技術を特定の熟練者に依存していてブラックボックス化していると感じている”食品・飲料品メーカー経営者” 自動化・ロボット化&IoT化&現場改善をもっと推進したいと考えている”食品・飲料品メーカー経営者” ■開催日程 (全てオンライン開催:PCがあればどこでも受講可能!) 下記いずれかの日程よりご都合の良い日をお選び下さい 2022/10/18 (火) 13:00~15:00 2022/10/19 (水) 13:00~15:00 2022/10/25 (火) 13:00~15:00 2022/10/27 (木) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/089309  

製造業にも当てはまる?飲食業の倒産数から見るAIロボット活用の最前線

2022.08.24

1.増加傾向にある飲食業の倒産数 近年、飲食業の倒産件数は増加傾向にあります。それを後押ししていると考えられているのが「人手不足」「賃金の増加」「原材料の高騰」です。 2021年度は減少傾向にあるように見えますが、コロナ対策の一環で助成金が支給されたことによる一時的な効果であると考えられており、依然過去最多の前年に次ぐ件数がやむを得ず倒産しています。 2022年8月1日段階では東京都の最低賃金が1,041円からは31円UPの1,072円とすることが検討されています。 人手不足の状況が加速する中で、確保した人材を離さないためにも企業側はさらに賃金を上げるなどの工夫が強いられています。 さらにロシア-ウクライナ間情勢もあり、様々な原材料価格が急激なスピードで高騰しています。つまり、飲食業では「原価」が上限なく急激なスピードで高騰しているのです。 これは、飲食業に限った話ではなく、製造業にも置き換えることができる内容です。 2.3Kから脱却&原価を抑えるための“AIロボット活用” 製造業の労働環境について、よく「3K(きつい、汚い、危険)」という表現が用いられます。これは、飲食業界にとっても同じです。 そこで現在、食品製造業にとどまらず外食産業業でもAIロボット技術への関心が高まっています。 例えば、Flippyというシステムは高温の油で揚げるような厨房での危険な仕事を人間のスタッフの代わりに行うことができます。 このとき、FlippyはAIを用いて食品を区別してフライヤーに入れることができ、油で揚げてから別の容器に移す最終工程までを完了させることができます。 ここでポイントなのは「AI」を活用しているという点です。机上で設定したものを量産するのが従来のロボットの概念でしたが、AIを用いることでその場の温度や湿度、分類されていない原材料の分別なども加味することができます。 さらに最近では、ファミリーマート経済産業省店にAIシステムを導入したロボット『TX SCARA』が導入されました。 これは、独自のAIシステム『Gordon』の自動制御により、バックヤードなどの狭いスペースで稼働可能となる水平多関節型のロボットです。 このAIロボットの導入で一日約1,000本行われている飲料陳列業務を、ロボットが人に代わって24時間担うことができます。 重いペットボトルなどの陳列は3Kの一つとしてカウントできると考えられますが、この「きつい」業務をロボットに置き換えることができるため従業員の負担が減り、従業員は売り場を離れることなく接客業務などのより付加価値の高い業務に取り組むことができます。 今回は飲食業で普及が進むAIロボットについてご紹介しました。特に製造業の皆様においては、飲食業界は他人事ではないかと思います。 加速する原価高騰への対策として、導入を検討してみてはいかがでしょうか。   ■【無料ダウンロード】工場のAI化・デジタル化最新事例解説レポート ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://lp.funaisoken.co.jp/mt/smart-factory/dltext04-01-dl.html?txt=%E3%80%90%E4%B8%AD%E5%A0%85%E3%83%BB%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E8%A3%BD%E9%80%A0%E6%A5%AD%20%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85%E6%A7%98%E5%90%91%E3%81%91%E3%80%91%22%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%AEAI%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%8C%96%22%20%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88 「AIやデジタルツールなどを使うことで、工場内のどのような課題を解決できるのか?」 「工場のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関して、具体的な事例を知りたい」 本レポートでは、「工場のAI・デジタル化」にテーマを絞った上で、各種事例をご紹介いたします。 【事例①】AI活用を通じて「見積もり業務の標準化・脱属人化」を推進 【事例②】AIを活用した「類似案件検索システム」の確立 【事例③】AIを活用した外観検査体制の構築 【事例④】現場に散乱していた生産日報・日常点検表等のペーパーレス化を実現 【事例⑤】メンテナンス事業の案件情報一元管理 【事例⑥】営業担当者のワンストップ簡易設計システムの構築 【事例⑦】クラウドIoTによる設備の故障予知   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 【メーカー経営者のためのAI活用戦略セミナー】~取り組み事例に学ぶ!メーカー経営にAIを活⽤する具体的⽅法とは!!~ 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/088304   このような方にオススメ 自社の経営にAIがどう適用できるかを知りたいメーカー経営者の方 営業がまだまだ属人的で、営業スタッフ個人のスキルに依存していると感じているメーカー経営者の方 商品企画や設計開発部門でノウハウが標準化されずに人材育成が遅れていると感じているメーカー経営者の方 生産技術・生産管理部門も特定の熟練者に知見とノウハウが集中していると感じているメーカー経営者の方 製造部門では熟練技術・職人的な業務があり、属人化・ブラックBOX化していると感じているメーカー経営者の方 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/088304   1.増加傾向にある飲食業の倒産数 近年、飲食業の倒産件数は増加傾向にあります。それを後押ししていると考えられているのが「人手不足」「賃金の増加」「原材料の高騰」です。 2021年度は減少傾向にあるように見えますが、コロナ対策の一環で助成金が支給されたことによる一時的な効果であると考えられており、依然過去最多の前年に次ぐ件数がやむを得ず倒産しています。 2022年8月1日段階では東京都の最低賃金が1,041円からは31円UPの1,072円とすることが検討されています。 人手不足の状況が加速する中で、確保した人材を離さないためにも企業側はさらに賃金を上げるなどの工夫が強いられています。 さらにロシア-ウクライナ間情勢もあり、様々な原材料価格が急激なスピードで高騰しています。つまり、飲食業では「原価」が上限なく急激なスピードで高騰しているのです。 これは、飲食業に限った話ではなく、製造業にも置き換えることができる内容です。 2.3Kから脱却&原価を抑えるための“AIロボット活用” 製造業の労働環境について、よく「3K(きつい、汚い、危険)」という表現が用いられます。これは、飲食業界にとっても同じです。 そこで現在、食品製造業にとどまらず外食産業業でもAIロボット技術への関心が高まっています。 例えば、Flippyというシステムは高温の油で揚げるような厨房での危険な仕事を人間のスタッフの代わりに行うことができます。 このとき、FlippyはAIを用いて食品を区別してフライヤーに入れることができ、油で揚げてから別の容器に移す最終工程までを完了させることができます。 ここでポイントなのは「AI」を活用しているという点です。机上で設定したものを量産するのが従来のロボットの概念でしたが、AIを用いることでその場の温度や湿度、分類されていない原材料の分別なども加味することができます。 さらに最近では、ファミリーマート経済産業省店にAIシステムを導入したロボット『TX SCARA』が導入されました。 これは、独自のAIシステム『Gordon』の自動制御により、バックヤードなどの狭いスペースで稼働可能となる水平多関節型のロボットです。 このAIロボットの導入で一日約1,000本行われている飲料陳列業務を、ロボットが人に代わって24時間担うことができます。 重いペットボトルなどの陳列は3Kの一つとしてカウントできると考えられますが、この「きつい」業務をロボットに置き換えることができるため従業員の負担が減り、従業員は売り場を離れることなく接客業務などのより付加価値の高い業務に取り組むことができます。 今回は飲食業で普及が進むAIロボットについてご紹介しました。特に製造業の皆様においては、飲食業界は他人事ではないかと思います。 加速する原価高騰への対策として、導入を検討してみてはいかがでしょうか。   ■【無料ダウンロード】工場のAI化・デジタル化最新事例解説レポート ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://lp.funaisoken.co.jp/mt/smart-factory/dltext04-01-dl.html?txt=%E3%80%90%E4%B8%AD%E5%A0%85%E3%83%BB%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E8%A3%BD%E9%80%A0%E6%A5%AD%20%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85%E6%A7%98%E5%90%91%E3%81%91%E3%80%91%22%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%AEAI%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%8C%96%22%20%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88 「AIやデジタルツールなどを使うことで、工場内のどのような課題を解決できるのか?」 「工場のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関して、具体的な事例を知りたい」 本レポートでは、「工場のAI・デジタル化」にテーマを絞った上で、各種事例をご紹介いたします。 【事例①】AI活用を通じて「見積もり業務の標準化・脱属人化」を推進 【事例②】AIを活用した「類似案件検索システム」の確立 【事例③】AIを活用した外観検査体制の構築 【事例④】現場に散乱していた生産日報・日常点検表等のペーパーレス化を実現 【事例⑤】メンテナンス事業の案件情報一元管理 【事例⑥】営業担当者のワンストップ簡易設計システムの構築 【事例⑦】クラウドIoTによる設備の故障予知   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 【メーカー経営者のためのAI活用戦略セミナー】~取り組み事例に学ぶ!メーカー経営にAIを活⽤する具体的⽅法とは!!~ 無料ダウンロードはこちらから https://www.funaisoken.co.jp/seminar/088304   このような方にオススメ 自社の経営にAIがどう適用できるかを知りたいメーカー経営者の方 営業がまだまだ属人的で、営業スタッフ個人のスキルに依存していると感じているメーカー経営者の方 商品企画や設計開発部門でノウハウが標準化されずに人材育成が遅れていると感じているメーカー経営者の方 生産技術・生産管理部門も特定の熟練者に知見とノウハウが集中していると感じているメーカー経営者の方 製造部門では熟練技術・職人的な業務があり、属人化・ブラックBOX化していると感じているメーカー経営者の方 お申し込みはこちらから⇒ https://www.funaisoken.co.jp/seminar/088304  

工場へのロボット導入を支援するロボット導入コンサルティングとは

2022.08.02

1.中小製造業におけるロボット活用の現状 まず、結論から言うと製造業における就業者数は年々減少傾向、製造業の作業工数は ロボットに置き換えていかざるを得ないと言えるでしょう。 政府統計の主な産業別就業者数を見ると、製造業の就業者数は年々減少傾向にあります。 今後、人材の争奪戦になることは必至であり、中小製造業におけるロボット活用によるリソースの確保は最重要課題です。 厚生労働省雇用動向調査によると「新規学卒入職者数の製造業への入職割合」は2000年時点の17.3%から2016年には11.1%へと減少しています。 また、「中小企業における産業別従業員数過不足DIの推移」は2009年以降減少傾向にあり、2018年の第1四半期にはマイナス23.1%に落ち込みました。 人材確保の問題は、熟練技能者からの技術継承の受け手となる人材がいない、という問題につながっています。ロボットの積極的な活用により製造業が若手にとって魅力のある職種になる必要があります。 熟練の職人には価値のある熟練作業を、そして若手にはロボットを活用した職人技術の継承を、そのような形が理想となります。 2.中小製造業の工場へのロボット導入における課題 中小製造業の工場へのロボット導入の大きな課題として多品種少量生産であることがあげられます。 大量生産のロボット化・自動化とは異なり多品種少量生産のロボット化・自動化には様々な課題があります。 多品種少量生産ゆえの自動化量産効果の見えづらさ、段取り替え頻度の高さとそれに必要な時間と手間、多品種少量生産に対応するための要件定義の難しさとシステムコストの増大、このように中小製造業、特に多品種少量生産を行う中小製造業の工場へのロボット導入は一筋縄ではいきません。 では、どのようにして中小製造業の多品種少量生産現場へロボットを導入するのでしょうか? 答えは 作業分析 製品分析 です。 作業分析と製品分析を行い対象とする作業及び対象とするワークを選定します。 対象とする作業とワークから必要な要件、技術を調査検討しロボット化構想を練り上げていきます。 この「分析」と「要件、技術調査からの構想」が重要です。分析により投資金額の上限が見えます。 見えた投資金額からロボットシステム投資をどの程度にするべきか、ある程度の見込みをつけます。 その上で、構想したロボットシステムがどの程度の投資対効果があるかを検証します。 多品種少量生産におけるロボット化・自動化はロボットを導入するユーザー自体がそれなりの知識と経験を持っていることが必要となります。 多品種少量生産のロボット化・自動化においては、いかにロボット稼働率を上げ(段取り替えロスを少なくし)、いかに投資対効果を捻出し(低投資で最大の効果を出し)、いかに生産性を向上させるか(浮いた工数をどう活用するか)、が重要でSIer任せの構想設計ではなくユーザーの技量が大きく関わってきます。 3.工場へのロボット導入を支援するロボット導入コンサルティングとは 本サイトを運営している船井総合研究所には現場を熟知した専門のロボット導入支援 コンサルタントが在籍しています。 2項に挙げた「分析」、「構想」を専門コンサルタントが代行します。 大まかな流れは以下です。 ①簡易現状ヒアリング→ロボット化の可否判断 ②詳細現状ヒアリング・現場診断・工程分析 ③ロボット化構想提案 ④要件定義(構想図作成) ⑤導入後効果算定・簡易投資シミュレーション ⑥投資の可否判断 (⑦詳細設計・製作・設置) ⑧設置後調整・活用 ※()はロボットシステムメーカーにて実施 上記を専門コンサルタントが代行することで中小製造業の多品種少量生産工場でもロボット導入を成功させることが可能です。 全国各地の様々なロボット導入事例を日々研究しているコンサルタントだからこそ、多種多様な現場に合わせた分析と構想が可能です。 4.ロボット導入支援コンサルタントを依頼する方法 ロボット導入支援コンサルタントを希望の方は以下のお問い合わせフォームより お申し込み下さい。 https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S045.html?siteno=S045 また、船井総合研究所ではロボット、AIの導入に役立つ無料ダウンロードレポートを ご用意しております。 下記のページからお申し込み下さい。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/download/   ■製造業経営者様限定!工場のロボット活用事例レポート ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 多品種少量生産機械加工業のロボット活用!社長セミナー ▼セミナーお申し込みはこちら▼ https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   このような方にオススメ マシニングセンタ・NC旋盤・各種加工機等を保有している機械加工業の社長様 多品種少量生産している機械加工業の社長様 現場スタッフに課題があり人手を掛けずに生産量を増やしたいと考えている社長様 ロボット化により夜間稼働や休日稼働をすることで生産性を上げたいと思われる社長様 ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ■講座内容 ・第1講座 多品種少量生産の機械加工業のロボット取組事例 ・社員数わずか20名!機械加工会社が多品種対応のロボット化により24時間稼働達成! ・社員数30名の機械加工会社が加工機への供給・取出し業務と検査測定業務をロボット化! ・段替え作業不要!多品種少量生産対応型!NC旋盤への供給・取出し・段替えロボットを導入! ・社員数10名の多品種少量生産の機械加工会社が協働ロボットを導入! ・社員数わずか6名の機械加工会社が自社で協働ロボットの導入に成功! ・第2講座 多品種少量生産の機械加工業の社長が取り組むべきロボット戦略 ・ロボットによる夜間稼働&休日稼働で人手を増やさずに生産性を上げる! ・ロボット活用で生産量UP!原価率削減!社長が取るべき経営手法! ・ロボットと協働する機械加工業のものづくり戦略! ■開催日程 全てオンライン開催となります 下記いずれかの日程よりご都合の良い日程をお選び下さい 2022/08/16 (火) 13:00~15:00 2022/08/18 (木) 13:00~15:00 2022/08/23 (火) 13:00~15:00 2022/08/24 (水) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   1.中小製造業におけるロボット活用の現状 まず、結論から言うと製造業における就業者数は年々減少傾向、製造業の作業工数は ロボットに置き換えていかざるを得ないと言えるでしょう。 政府統計の主な産業別就業者数を見ると、製造業の就業者数は年々減少傾向にあります。 今後、人材の争奪戦になることは必至であり、中小製造業におけるロボット活用によるリソースの確保は最重要課題です。 厚生労働省雇用動向調査によると「新規学卒入職者数の製造業への入職割合」は2000年時点の17.3%から2016年には11.1%へと減少しています。 また、「中小企業における産業別従業員数過不足DIの推移」は2009年以降減少傾向にあり、2018年の第1四半期にはマイナス23.1%に落ち込みました。 人材確保の問題は、熟練技能者からの技術継承の受け手となる人材がいない、という問題につながっています。ロボットの積極的な活用により製造業が若手にとって魅力のある職種になる必要があります。 熟練の職人には価値のある熟練作業を、そして若手にはロボットを活用した職人技術の継承を、そのような形が理想となります。 2.中小製造業の工場へのロボット導入における課題 中小製造業の工場へのロボット導入の大きな課題として多品種少量生産であることがあげられます。 大量生産のロボット化・自動化とは異なり多品種少量生産のロボット化・自動化には様々な課題があります。 多品種少量生産ゆえの自動化量産効果の見えづらさ、段取り替え頻度の高さとそれに必要な時間と手間、多品種少量生産に対応するための要件定義の難しさとシステムコストの増大、このように中小製造業、特に多品種少量生産を行う中小製造業の工場へのロボット導入は一筋縄ではいきません。 では、どのようにして中小製造業の多品種少量生産現場へロボットを導入するのでしょうか? 答えは 作業分析 製品分析 です。 作業分析と製品分析を行い対象とする作業及び対象とするワークを選定します。 対象とする作業とワークから必要な要件、技術を調査検討しロボット化構想を練り上げていきます。 この「分析」と「要件、技術調査からの構想」が重要です。分析により投資金額の上限が見えます。 見えた投資金額からロボットシステム投資をどの程度にするべきか、ある程度の見込みをつけます。 その上で、構想したロボットシステムがどの程度の投資対効果があるかを検証します。 多品種少量生産におけるロボット化・自動化はロボットを導入するユーザー自体がそれなりの知識と経験を持っていることが必要となります。 多品種少量生産のロボット化・自動化においては、いかにロボット稼働率を上げ(段取り替えロスを少なくし)、いかに投資対効果を捻出し(低投資で最大の効果を出し)、いかに生産性を向上させるか(浮いた工数をどう活用するか)、が重要でSIer任せの構想設計ではなくユーザーの技量が大きく関わってきます。 3.工場へのロボット導入を支援するロボット導入コンサルティングとは 本サイトを運営している船井総合研究所には現場を熟知した専門のロボット導入支援 コンサルタントが在籍しています。 2項に挙げた「分析」、「構想」を専門コンサルタントが代行します。 大まかな流れは以下です。 ①簡易現状ヒアリング→ロボット化の可否判断 ②詳細現状ヒアリング・現場診断・工程分析 ③ロボット化構想提案 ④要件定義(構想図作成) ⑤導入後効果算定・簡易投資シミュレーション ⑥投資の可否判断 (⑦詳細設計・製作・設置) ⑧設置後調整・活用 ※()はロボットシステムメーカーにて実施 上記を専門コンサルタントが代行することで中小製造業の多品種少量生産工場でもロボット導入を成功させることが可能です。 全国各地の様々なロボット導入事例を日々研究しているコンサルタントだからこそ、多種多様な現場に合わせた分析と構想が可能です。 4.ロボット導入支援コンサルタントを依頼する方法 ロボット導入支援コンサルタントを希望の方は以下のお問い合わせフォームより お申し込み下さい。 https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S045.html?siteno=S045 また、船井総合研究所ではロボット、AIの導入に役立つ無料ダウンロードレポートを ご用意しております。 下記のページからお申し込み下さい。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/download/   ■製造業経営者様限定!工場のロボット活用事例レポート ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 多品種少量生産機械加工業のロボット活用!社長セミナー ▼セミナーお申し込みはこちら▼ https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   このような方にオススメ マシニングセンタ・NC旋盤・各種加工機等を保有している機械加工業の社長様 多品種少量生産している機械加工業の社長様 現場スタッフに課題があり人手を掛けずに生産量を増やしたいと考えている社長様 ロボット化により夜間稼働や休日稼働をすることで生産性を上げたいと思われる社長様 ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ■講座内容 ・第1講座 多品種少量生産の機械加工業のロボット取組事例 ・社員数わずか20名!機械加工会社が多品種対応のロボット化により24時間稼働達成! ・社員数30名の機械加工会社が加工機への供給・取出し業務と検査測定業務をロボット化! ・段替え作業不要!多品種少量生産対応型!NC旋盤への供給・取出し・段替えロボットを導入! ・社員数10名の多品種少量生産の機械加工会社が協働ロボットを導入! ・社員数わずか6名の機械加工会社が自社で協働ロボットの導入に成功! ・第2講座 多品種少量生産の機械加工業の社長が取り組むべきロボット戦略 ・ロボットによる夜間稼働&休日稼働で人手を増やさずに生産性を上げる! ・ロボット活用で生産量UP!原価率削減!社長が取るべき経営手法! ・ロボットと協働する機械加工業のものづくり戦略! ■開催日程 全てオンライン開催となります 下記いずれかの日程よりご都合の良い日程をお選び下さい 2022/08/16 (火) 13:00~15:00 2022/08/18 (木) 13:00~15:00 2022/08/23 (火) 13:00~15:00 2022/08/24 (水) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/  

加工精度が高いとロボット化できない?熟練技術者のすごさと見える化

2022.08.01

機械加工の自動化を提案することは多々ありますが、その時に旋盤やマシニングなどにロボットを付けましょう!という話が出たときに必ず精度の話が出ます。 また、旋盤を対象にしましょう!と話していると「平面研削を自動化したい!」「円筒研削を自動化したい!」という話になります。これは、特定の熟練技術者に依存しているからだと思います。長い間働いている方にしかできない、その人が辞めたらどうなるのだろう?という危機感から自動化をしたい!という話になります。 私は正直その話になると「困ったな…」と思います。理由は精度以外の何かが結局重要で、しかもそれを実現するためにかなりの費用が掛かるイメージがあるからです。 ですが、まずは基本に立ち直り自動化する要件を事細かに見れば何とか出来るかな?という感じになります。その時の気づきを今回は書きます。 1.作業分析 何回も書かせていただいているのですが、結局作業分析が一番重要です。 ロボットができることはまだまだ限られているのでボトルネックは技術の壁になります。 まず、今熟練技術者がやっている作業を分解し、理解することが重要です。「~さんがやっていてよくわからない」というのがスタートです。 これではその人がいなくなると技術が途切れてしまう、ということになります。 作業を分析し見える化する、つまりマニュアル化して伝承していくことに近いです。 自動化を考えることと共にマニュアル化もしていきましょう。 2.作業分析から見えること 作業分析をしてみると、平面研削や円筒研削は以下の傾向があるかと思います。 設置することに手の感覚、目の感覚が関わってくる 何に対してどれを使うか、複雑である 位置調整に手の感覚、目の感覚が関わってくる 手の感覚、目の感覚をそのままロボットに反映することが非常に難しく、センサーを駆使すると高価になることが多いです。 色々と実験をしないといけないし、実験時点で金額感が合わず投資を躊躇してしまいます。 まずは、感覚を徹底的に言語化、数値化しましょう。例えば平面研削となると きっちり土台に引っ付ける⇒盤面とワークの面をぴったりつける などになります。 ワークの面と面合わせをしっかりするのにどうしたらよいか?それがテーマになります。 まずは熟練技術者の感覚を“言語化”“数値化”し、SIerに伝えることをしましょう。 ちなみに、この作業はマニュアル化にもつながります。 感覚を新人に伝えても分かりません。何を基準に作業をすべきか?徹底的に伝える努力をしましょう。 3.実をいうと5Sが重要 平面研削、円筒研削はワークに対して精度を要求するために使われます。また、「ワークにキズ無き事」が絶対の条件になりがちです。 「面と面を合わせる」時によくよく聞いてみると、熟練作業者はペタペタ手で触って面を合わせている感じがしますが、この場合指の感覚でワークと面のゴミを探している場合が多いです。 これは切粉などでいわゆる「ハサミキズがないか?」を確認しています。これはロボット化することは非常に難しいです。 工作機械でワークをチャックする時、ハサミキズが必ずテーマになります。それは精度に関わらず、です。 切粉は機械加工業をしていると必ずついてくるテーマです。熟練作業者は結構基本に忠実な人が多いです。 普段から清掃をしっかりしている 仕事に誇りをもっている 一つ一つの作業が丁寧 これをつぶさに観察すると、5Sを意識していることになります。 切粉をきれいに取り除く  ⇒清掃をしっかりしている、自分自身のしつけがしっかりしている イメージです。 普段から5Sを作業員に意識させる。これは非常に難しいことです。 自動化することも大事ですが、まず基本に立ち直り、そもそもキズが発生しにくい環境を実現してから自動化をしていくことが重要です。   ■製造業経営者様限定!工場のロボット活用事例レポート ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 多品種少量生産機械加工業のロボット活用!社長セミナー ▼セミナーお申し込みはこちら▼ https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   このような方にオススメ マシニングセンタ・NC旋盤・各種加工機等を保有している機械加工業の社長様 多品種少量生産している機械加工業の社長様 現場スタッフに課題があり人手を掛けずに生産量を増やしたいと考えている社長様 ロボット化により夜間稼働や休日稼働をすることで生産性を上げたいと思われる社長様 ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ■講座内容 ・第1講座 多品種少量生産の機械加工業のロボット取組事例 ・社員数わずか20名!機械加工会社が多品種対応のロボット化により24時間稼働達成! ・社員数30名の機械加工会社が加工機への供給・取出し業務と検査測定業務をロボット化! ・段替え作業不要!多品種少量生産対応型!NC旋盤への供給・取出し・段替えロボットを導入! ・社員数10名の多品種少量生産の機械加工会社が協働ロボットを導入! ・社員数わずか6名の機械加工会社が自社で協働ロボットの導入に成功! ・第2講座 多品種少量生産の機械加工業の社長が取り組むべきロボット戦略 ・ロボットによる夜間稼働&休日稼働で人手を増やさずに生産性を上げる! ・ロボット活用で生産量UP!原価率削減!社長が取るべき経営手法! ・ロボットと協働する機械加工業のものづくり戦略! ■開催日程 全てオンライン開催となります 下記いずれかの日程よりご都合の良い日程をお選び下さい 2022/08/16 (火) 13:00~15:00 2022/08/18 (木) 13:00~15:00 2022/08/23 (火) 13:00~15:00 2022/08/24 (水) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   機械加工の自動化を提案することは多々ありますが、その時に旋盤やマシニングなどにロボットを付けましょう!という話が出たときに必ず精度の話が出ます。 また、旋盤を対象にしましょう!と話していると「平面研削を自動化したい!」「円筒研削を自動化したい!」という話になります。これは、特定の熟練技術者に依存しているからだと思います。長い間働いている方にしかできない、その人が辞めたらどうなるのだろう?という危機感から自動化をしたい!という話になります。 私は正直その話になると「困ったな…」と思います。理由は精度以外の何かが結局重要で、しかもそれを実現するためにかなりの費用が掛かるイメージがあるからです。 ですが、まずは基本に立ち直り自動化する要件を事細かに見れば何とか出来るかな?という感じになります。その時の気づきを今回は書きます。 1.作業分析 何回も書かせていただいているのですが、結局作業分析が一番重要です。 ロボットができることはまだまだ限られているのでボトルネックは技術の壁になります。 まず、今熟練技術者がやっている作業を分解し、理解することが重要です。「~さんがやっていてよくわからない」というのがスタートです。 これではその人がいなくなると技術が途切れてしまう、ということになります。 作業を分析し見える化する、つまりマニュアル化して伝承していくことに近いです。 自動化を考えることと共にマニュアル化もしていきましょう。 2.作業分析から見えること 作業分析をしてみると、平面研削や円筒研削は以下の傾向があるかと思います。 設置することに手の感覚、目の感覚が関わってくる 何に対してどれを使うか、複雑である 位置調整に手の感覚、目の感覚が関わってくる 手の感覚、目の感覚をそのままロボットに反映することが非常に難しく、センサーを駆使すると高価になることが多いです。 色々と実験をしないといけないし、実験時点で金額感が合わず投資を躊躇してしまいます。 まずは、感覚を徹底的に言語化、数値化しましょう。例えば平面研削となると きっちり土台に引っ付ける⇒盤面とワークの面をぴったりつける などになります。 ワークの面と面合わせをしっかりするのにどうしたらよいか?それがテーマになります。 まずは熟練技術者の感覚を“言語化”“数値化”し、SIerに伝えることをしましょう。 ちなみに、この作業はマニュアル化にもつながります。 感覚を新人に伝えても分かりません。何を基準に作業をすべきか?徹底的に伝える努力をしましょう。 3.実をいうと5Sが重要 平面研削、円筒研削はワークに対して精度を要求するために使われます。また、「ワークにキズ無き事」が絶対の条件になりがちです。 「面と面を合わせる」時によくよく聞いてみると、熟練作業者はペタペタ手で触って面を合わせている感じがしますが、この場合指の感覚でワークと面のゴミを探している場合が多いです。 これは切粉などでいわゆる「ハサミキズがないか?」を確認しています。これはロボット化することは非常に難しいです。 工作機械でワークをチャックする時、ハサミキズが必ずテーマになります。それは精度に関わらず、です。 切粉は機械加工業をしていると必ずついてくるテーマです。熟練作業者は結構基本に忠実な人が多いです。 普段から清掃をしっかりしている 仕事に誇りをもっている 一つ一つの作業が丁寧 これをつぶさに観察すると、5Sを意識していることになります。 切粉をきれいに取り除く  ⇒清掃をしっかりしている、自分自身のしつけがしっかりしている イメージです。 普段から5Sを作業員に意識させる。これは非常に難しいことです。 自動化することも大事ですが、まず基本に立ち直り、そもそもキズが発生しにくい環境を実現してから自動化をしていくことが重要です。   ■製造業経営者様限定!工場のロボット活用事例レポート ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 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・ロボット活用で生産量UP!原価率削減!社長が取るべき経営手法! ・ロボットと協働する機械加工業のものづくり戦略! ■開催日程 全てオンライン開催となります 下記いずれかの日程よりご都合の良い日程をお選び下さい 2022/08/16 (火) 13:00~15:00 2022/08/18 (木) 13:00~15:00 2022/08/23 (火) 13:00~15:00 2022/08/24 (水) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/  

溶接ロボット活用!!国際ウェルディングショーからみられる今後の溶接業界の自動化

2022.07.25

1.今後の溶接業界の自動化はどうなるか? 2022年7月東京ビッグサイトで開催された国際ウェルディングショーに行ってきました。 ロボットメーカーや老舗Sier様やスタートアッ等様々な企業様が溶接に関連するソリューションや機器・部品を展示しており見どころ沢山な展示会でした。 中でも特に目を引いたのは、協働ロボットを活用した溶接システムでした。 FUNAC・安川・PANASONIC・ダイヘン等各社ロボットメーカーは自社の協働ロボットにMIGやTIGの溶接電源を組み込んだソリューションを展示していました。 ロボットメーカー以外でも多くのSier様が協働ロボットのソリューションを展示しており、溶接業界への協働ロボット活用が期待されている事を肌感覚で感じる事が出来ました。 従来の産業用ロボットの溶接への活用については、技術的にかなり成熟されてきておりますが、現場での活用に対しては未だに課題が多く、ロボットユーザも多くの場合低い稼働率とエラー修正(ティーチング修正)等に頭を悩ませています。 対して協働ロボットを溶接に活用する事で得られるメリットは非常に多く、これまでの生産現場での活用とは一線画した活用が見込める為、メーカーやSierはもちろん、エンドユーザの注目度も非常に高まっています。 今後10年の溶接業界は協働ロボット活用が主流になりそうな予感がしますね。 それでは展示されていたソリューションを例に協働ロボットを活用するメリットを解説していこうと思います。 2.溶接の自動化における協働ロボット活用のメリット まずは、協働ロボットを活用するメリットとして 初心者でもティーチングが簡単 省スペースでの設置が可能 低価格で導入しやすい があります。 協働ロボットは、ダイレクトティーチングという手でロボットハンドを動かして教示させる方法が用いられており、初心者でも簡単にティーチングが可能です。 タッチパネルでの直観的な操作でロボット動作フローを作成する事も出来ますし、溶接電源とリンクさせて溶接電流やパルス等の設定もすべてタッチパネル内で調整する事が可能です。 次に協働ロボットは軽量で場所を取らないため、生産設備内のレイアウトを変更することなくさまざまな用途に応じて配置できます。 展示会でもほとんどのソリューションにはキャスタ付の作業台とロボットがアッセンブリされており、キャスターにてどこにでも移動できる様になっておりました。 短時間で簡単に段替えを行えるため、多品種少量生産の生産ラインでも大いに活躍できます。 そして、協働ロボットは人と同じ環境で作業ができることを目的としたロボットのため、安全柵がなくても使用できます。 産業用ロボットと協働ロボット単体で価格を比較すると協働ロボットの方が価格は高い事が多いですが、安全策や周辺機器が不要なので、システム全体の価格を抑制する事が可能です 最近では性能が良く価格が安い台湾製の協働ロボットも人気でこれまでの産業用ロボットと変わらない金額で購入する事も可能になってきております。 次に溶接加工を協働ロボットにさせるメリットを述べていきたいと思います。 小物かつ個数を要する部品(リピート性があり、細かな溶接が多く手間が掛かるが沢山作る) 試作品(リピート性が無く専用の治具製作が出来ない) 1品1様な製品の製作(リピート性が無く専用の治具製作が出来ない) まず上記の様な場合での活用が期待出来ます。 多くの現場では子部品を製作する場合、ほとんど人手で単純作業を繰り返して製作している事がほとんどです。 しかし、子部品の多くは溶接も点付けやピッチ溶接等簡単なものが多く、ほとんど付加価値を生んでいない加工に対して、貴重な溶接職人さんの工数を大幅に掛けてしまっていますので、協働ロボットで溶接する事で職人さんをもっと価値の高い業務に集中してもらう事が出来ます。 そして試作や1個単位での受注品などの場合、従来のロボットでは、治具作成やロボットティーチングに掛かる工数や費用を考えるととても採算が合わず、手作業で対応している事と思います。 協働ロボットの長所であるティーチングの簡易さを最大限に発揮し、試作や一品物の現物合わせでティーチングを行い溶接してしまえば良いですし、何より溶接技能や資格を持っていない人でも協働ロボットを扱えれば製作が出来てしまう事でしょう。 このように、多品種少量生産が当たり前の溶接加工業にはとてもマッチしており、活用の幅は今後もどんどん広がっていく事が予想されます。 また従来のロボット溶接から常にある課題として、治具や現物の位置ずれ・歪みによる溶接の狙い位置ずれによる溶接不良やロボットエラーがありますが、これは協働ロボットでも同じ事が言えます。 しかし、今回の展示会では、3Dスキャナーによる現物確認と自動補正や、レーザーセンサーによるリアルタイムトラッキング機能(溶接しながら溶接線へのトーチの位置を修正していく)機能を協働ロボットに組み合わせて活用している事例もありました。 協働ロボットとこのようなロボット補正する機器やソフトウェアと連動して活用する事が出来れば、だれでも使えるほど簡単で品質が良い溶説を実現する事が可能です。 高度な技能が必要な溶接は淑人さんが実施し、簡単な溶接は協働ロボットでさせる。 こんな時代はそう遠く無いでしょうね。 もちろん溶接だけでなく、研磨や塗装・組み立てにも活用する事が出来ますので、極端な話協働ロボット1台あれば、ハンドツールを交換して、今日は研磨、明日は溶接みたいな使い方も可能ですね。 今回の記事で記載した内容はほんのごく一部でまだまだ協働ロボットを活用するメリットはあります。 そしてどんどんと新しい機器やソフトウェアが生まれつつあり、今後の成長が楽しみな分野でもありますので今後も注視して協働ロボット業界をチェックしていきたいと思います。   ■製造業経営者様限定!工場のロボット活用事例レポート ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 多品種少量生産機械加工業のロボット活用!社長セミナー ▼セミナーお申し込みはこちら▼ https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   このような方にオススメ マシニングセンタ・NC旋盤・各種加工機等を保有している機械加工業の社長様 多品種少量生産している機械加工業の社長様 現場スタッフに課題があり人手を掛けずに生産量を増やしたいと考えている社長様 ロボット化により夜間稼働や休日稼働をすることで生産性を上げたいと思われる社長様 ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ■講座内容 ・第1講座 AI導入事例講座「メーカーでのAI取組事例」 多品種少量生産の機械加工業のロボット取組事例 ・社員数わずか20名!機械加工会社が多品種対応のロボット化により24時間稼働達成! ・社員数30名の機械加工会社が加工機への供給・取出し業務と検査測定業務をロボット化! ・段替え作業不要!多品種少量生産対応型!NC旋盤への供給・取出し・段替えロボットを導入! ・社員数10名の多品種少量生産の機械加工会社が協働ロボットを導入! ・社員数わずか6名の機械加工会社が自社で協働ロボットの導入に成功! ・第2講座 多品種少量生産の機械加工業の社長が取り組むべきロボット戦略 ・ロボットによる夜間稼働&休日稼働で人手を増やさずに生産性を上げる! ・ロボット活用で生産量UP!原価率削減!社長が取るべき経営手法! ・ロボットと協働する機械加工業のものづくり戦略! ■開催日程 全てオンライン開催となります 下記いずれかの日程よりご都合の良い日程をお選び下さい 2022/08/16 (火) 13:00~15:00 2022/08/18 (木) 13:00~15:00 2022/08/23 (火) 13:00~15:00 2022/08/24 (水) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   1.今後の溶接業界の自動化はどうなるか? 2022年7月東京ビッグサイトで開催された国際ウェルディングショーに行ってきました。 ロボットメーカーや老舗Sier様やスタートアッ等様々な企業様が溶接に関連するソリューションや機器・部品を展示しており見どころ沢山な展示会でした。 中でも特に目を引いたのは、協働ロボットを活用した溶接システムでした。 FUNAC・安川・PANASONIC・ダイヘン等各社ロボットメーカーは自社の協働ロボットにMIGやTIGの溶接電源を組み込んだソリューションを展示していました。 ロボットメーカー以外でも多くのSier様が協働ロボットのソリューションを展示しており、溶接業界への協働ロボット活用が期待されている事を肌感覚で感じる事が出来ました。 従来の産業用ロボットの溶接への活用については、技術的にかなり成熟されてきておりますが、現場での活用に対しては未だに課題が多く、ロボットユーザも多くの場合低い稼働率とエラー修正(ティーチング修正)等に頭を悩ませています。 対して協働ロボットを溶接に活用する事で得られるメリットは非常に多く、これまでの生産現場での活用とは一線画した活用が見込める為、メーカーやSierはもちろん、エンドユーザの注目度も非常に高まっています。 今後10年の溶接業界は協働ロボット活用が主流になりそうな予感がしますね。 それでは展示されていたソリューションを例に協働ロボットを活用するメリットを解説していこうと思います。 2.溶接の自動化における協働ロボット活用のメリット まずは、協働ロボットを活用するメリットとして 初心者でもティーチングが簡単 省スペースでの設置が可能 低価格で導入しやすい があります。 協働ロボットは、ダイレクトティーチングという手でロボットハンドを動かして教示させる方法が用いられており、初心者でも簡単にティーチングが可能です。 タッチパネルでの直観的な操作でロボット動作フローを作成する事も出来ますし、溶接電源とリンクさせて溶接電流やパルス等の設定もすべてタッチパネル内で調整する事が可能です。 次に協働ロボットは軽量で場所を取らないため、生産設備内のレイアウトを変更することなくさまざまな用途に応じて配置できます。 展示会でもほとんどのソリューションにはキャスタ付の作業台とロボットがアッセンブリされており、キャスターにてどこにでも移動できる様になっておりました。 短時間で簡単に段替えを行えるため、多品種少量生産の生産ラインでも大いに活躍できます。 そして、協働ロボットは人と同じ環境で作業ができることを目的としたロボットのため、安全柵がなくても使用できます。 産業用ロボットと協働ロボット単体で価格を比較すると協働ロボットの方が価格は高い事が多いですが、安全策や周辺機器が不要なので、システム全体の価格を抑制する事が可能です 最近では性能が良く価格が安い台湾製の協働ロボットも人気でこれまでの産業用ロボットと変わらない金額で購入する事も可能になってきております。 次に溶接加工を協働ロボットにさせるメリットを述べていきたいと思います。 小物かつ個数を要する部品(リピート性があり、細かな溶接が多く手間が掛かるが沢山作る) 試作品(リピート性が無く専用の治具製作が出来ない) 1品1様な製品の製作(リピート性が無く専用の治具製作が出来ない) まず上記の様な場合での活用が期待出来ます。 多くの現場では子部品を製作する場合、ほとんど人手で単純作業を繰り返して製作している事がほとんどです。 しかし、子部品の多くは溶接も点付けやピッチ溶接等簡単なものが多く、ほとんど付加価値を生んでいない加工に対して、貴重な溶接職人さんの工数を大幅に掛けてしまっていますので、協働ロボットで溶接する事で職人さんをもっと価値の高い業務に集中してもらう事が出来ます。 そして試作や1個単位での受注品などの場合、従来のロボットでは、治具作成やロボットティーチングに掛かる工数や費用を考えるととても採算が合わず、手作業で対応している事と思います。 協働ロボットの長所であるティーチングの簡易さを最大限に発揮し、試作や一品物の現物合わせでティーチングを行い溶接してしまえば良いですし、何より溶接技能や資格を持っていない人でも協働ロボットを扱えれば製作が出来てしまう事でしょう。 このように、多品種少量生産が当たり前の溶接加工業にはとてもマッチしており、活用の幅は今後もどんどん広がっていく事が予想されます。 また従来のロボット溶接から常にある課題として、治具や現物の位置ずれ・歪みによる溶接の狙い位置ずれによる溶接不良やロボットエラーがありますが、これは協働ロボットでも同じ事が言えます。 しかし、今回の展示会では、3Dスキャナーによる現物確認と自動補正や、レーザーセンサーによるリアルタイムトラッキング機能(溶接しながら溶接線へのトーチの位置を修正していく)機能を協働ロボットに組み合わせて活用している事例もありました。 協働ロボットとこのようなロボット補正する機器やソフトウェアと連動して活用する事が出来れば、だれでも使えるほど簡単で品質が良い溶説を実現する事が可能です。 高度な技能が必要な溶接は淑人さんが実施し、簡単な溶接は協働ロボットでさせる。 こんな時代はそう遠く無いでしょうね。 もちろん溶接だけでなく、研磨や塗装・組み立てにも活用する事が出来ますので、極端な話協働ロボット1台あれば、ハンドツールを交換して、今日は研磨、明日は溶接みたいな使い方も可能ですね。 今回の記事で記載した内容はほんのごく一部でまだまだ協働ロボットを活用するメリットはあります。 そしてどんどんと新しい機器やソフトウェアが生まれつつあり、今後の成長が楽しみな分野でもありますので今後も注視して協働ロボット業界をチェックしていきたいと思います。   ■製造業経営者様限定!工場のロボット活用事例レポート ロボット活用の現状とポイント、成功事例をこの1冊に集約! 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! ▼事例レポート無料ダウンロードお申し込みはこちら▼ https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/smart-factory_smart-factory_01068   ■製造業の経営者様限定でダウンロード可能な特別なレポートです! 「こうなりたい!」と思っている経営者様におすすめ 中小製造業のロボット活用の現状を知りたい! 中小製造業のロボット活用のポイントを知りたい! 中小製造業のロボット活用の成功事例を知りたい! 目次 1、中小製造業のロボット活用の現状 2、中小製造業のロボット活用のポイント 3、中小製造業のロボット活用事例 レポートの内容 製造業の経営者限定でダウンロード可能な特別版!! 国内中小製造業のロボット活用における現状、ポイント、成功事例をこの1冊にまとめました!! このレポートを読むメリット 中小製造業のロボット活用の現状、ポイント、成功事例が一度に分かる!   ■オンラインセミナー開催のお知らせ 多品種少量生産機械加工業のロボット活用!社長セミナー ▼セミナーお申し込みはこちら▼ https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/   このような方にオススメ マシニングセンタ・NC旋盤・各種加工機等を保有している機械加工業の社長様 多品種少量生産している機械加工業の社長様 現場スタッフに課題があり人手を掛けずに生産量を増やしたいと考えている社長様 ロボット化により夜間稼働や休日稼働をすることで生産性を上げたいと思われる社長様 ロボット活用にこれから取り組みたいが、どのように始めれば良いか分からない社長様 ■講座内容 ・第1講座 AI導入事例講座「メーカーでのAI取組事例」 多品種少量生産の機械加工業のロボット取組事例 ・社員数わずか20名!機械加工会社が多品種対応のロボット化により24時間稼働達成! ・社員数30名の機械加工会社が加工機への供給・取出し業務と検査測定業務をロボット化! ・段替え作業不要!多品種少量生産対応型!NC旋盤への供給・取出し・段替えロボットを導入! ・社員数10名の多品種少量生産の機械加工会社が協働ロボットを導入! ・社員数わずか6名の機械加工会社が自社で協働ロボットの導入に成功! ・第2講座 多品種少量生産の機械加工業の社長が取り組むべきロボット戦略 ・ロボットによる夜間稼働&休日稼働で人手を増やさずに生産性を上げる! ・ロボット活用で生産量UP!原価率削減!社長が取るべき経営手法! ・ロボットと協働する機械加工業のものづくり戦略! ■開催日程 全てオンライン開催となります 下記いずれかの日程よりご都合の良い日程をお選び下さい 2022/08/16 (火) 13:00~15:00 2022/08/18 (木) 13:00~15:00 2022/08/23 (火) 13:00~15:00 2022/08/24 (水) 13:00~15:00 お申し込みはこちらから⇒ このセミナーは終了しました。最新のセミナーはこちらから。 https://smart-factory.funaisoken.co.jp/event/